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第一章 コンピューターネットワーク基礎知識
1-1、ネットワークリソース
1-2、ネットワーク構築に必要なもの
1-3、ネットワークのタイプ

第二章 コンピューターの構成と機能
2-1、ハードウェア
2-2、ソフトウェア
2-3、コンピューターの動作の流れ

第三章 DOS(Disk Operating System)の概説
3-1、システムファイル
3-2、コマンド
3-3、ディスク ファイルと名前
3-4、DOSのブート3-5、コマンドによるディスクの情報表示と操作
3-6、コマンドによるファイルとファイルの属性の操作
3-7、バッチ ファイル (batch file)
3-8、ファイル タイプ - ファイルの種類

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第一章 コンピューター ネットワークの基礎知識

1-1、ネットワーク リソース

コンピューター ネットワークとはネットワーク リソースを共有するために接続したコンピューターのグループをいう。以下のものがネットワーク リソースとしてあげられる。

ファイル
フォルダー
プリンター
アプリケーション

1-2、ネットワーク構築に必要なもの

  1. NICやモデム
  2. NIC(ネットワーク インターフェース カード):コンピューターをLANに接続するときに使う拡張カード
    モデム:コンピューターあるいはLANWANに接続するときに使う。一般的にはインターネット接続に使用されている

  3. HUB (集線装置):各ノード(ネットワークに接続されているコンピュータなどの機器)からのケーブルをひとまとめにし、サーバーに接続するなどのネットワーク上の中継点の役割をする
  4. ケーブルや電話線
  5. OS
  6. プロトコル (protocol):通信をするための取り決め。コンピュータや通信機器等の2者間で通信するためには、データ表現形式ややり取りの手順等についてあらかじめルールを決めておく必要がある

1-3、ネットワークのタイプ

LAN (Local Area Network):企業、学校、工場などの限られた敷地内に設置されているネットワーク。通常は、自前の設備(私設回線、ケーブル)を使用する。

WAN (Wide Area Network):電話線などの公の通信回線等を使用して構築したネットワーク。本社と支社のように物理的に離れたコンピューターあるいはLAN同士をを結んで築いたネットワークがその例である。インターネットは一種のWANと考えてもいい。

○トポロジ (topology)

ネットワークを構成するノードと経路の論理的な接続形態。代表的なものとして「バス型」「リング型」「スター型」がある。

バス型 (bus):一本のバス(ケーブル)に複数の装置を接続する形態

リング型 (ring):隣接する装置同士を順に接続し、全体として一つの環状(リング)になるようにした形態。どれか1台でもダウンするとネットワーク全体がダウンする。

スター型:集線装置を中心にして、複数の装置を接続する形態

○ネットワークの管理には以下の2つの方法がある

ピアツーピア (Workgroup)

サーバー専用機の無い簡易型のネットワーク。それぞれのコンピュータに接続されているプリンタやディスク等のシステム資源は対等な立場で共有される。安価で簡単に構築できるが、高度な処理や大量のデータ処理には向かない。また、ユーザが使用中のコンピュータも共有の対象であることから、動作速度が不安定になったり、勝手に電源を切られる等のトラブルも起きやすくなる。一つのデータに一度にアクセスできるのは10人までである。

クライアント サーバー型

プリンタやディスク等のシステム リソースを提供するサーバマシンを用意し、データを入力したり、処理結果を表示するなどのプログラムは、サーバ機では実行せず、クライアント コンピューターで実行する。逆に、データベースの検索や更新など、システム リソースと密着し、ハードウェアの性能が要求されるようなプログラムはサーバ機上で実行する。インターネットも一種のクライアント サーバー型のネットワークである。ブラウジングの結果を表示している各ユーザーのコンピューターがクライアント コンピューターであり、ユーザーから接続要求のあった内容を提供しているコンピューターがサーバーである。   

 

第二章 コンピューターの構成と機能

コンピューターはハードウェアとソフトウェアの協力によって整然と動作をしている。両者の関係を理解することがコンピューターを理解する上で重要である。

2-1、ハードウェア:コンピュータ本体やその中の部品ならびにディスプレイやキーボードなどの装置

デスクトップケース (横置き型のケース)、タワー (縦置き型ケース)

ケースの中に電源装置、マザーボード、フロッピーディスクドライブやハードディスクやCDドライブなどが収納される。

マザーボード

マザーボードマザーボード上にはプロセッサーのソケット、メモリのスロット、プライマリーとセカンダリの二つのIDEスロット、フロッピーディスクスロット、PCIスロットなどがある。ビデオカードやネットワークカードが一体になっているマザーボードもある。

 

 

CPU(中央処理装置) コンピューター処理をつかさどるコンピューター頭脳がCPU (中央処理装置) は一つの半導体チップになっていることが多く、ペンティアム、パワーピーシー、スパーク等の製品がこれに当たる。プロセッサーは熱を発するため冷却装置が必要である。ほとんどのプロセッサーは冷却ファンと一体となっている。プロセッサーはマザーボードのソケットにマウントされている。

 

RAM (Random Access Memory) 主記憶装置 (Primary storage device)

RAM (Random Access Memory) 主記憶装置読み出し書き込みのできるメモリで揮発性のため電源を切ると記憶内容が消える。処理装置と直接データのやり取りをする主記憶装置に使われる。

最近のコンピューターはDual Inline Memory Modules (DIMM) のメモリを使う。DIMMはSD-RAMを使っているのでSD-RAMとも言われる。DIMMの主流はPC-100(100MHz)とPC-133(133MHz)のSDRAM DIMMである。高速のAMDプロセッサに基づくシステムはPC2100 DDR(二倍のデータ信号速度)SDRAMを使い、266MHzで動作する。インテルベースのコンピューターの中には高価なRambusモジュール(RIMMsと呼ばれる)を使用するものもある。それは最高800MHzで動作する。

ハードドライブ 補助記憶装置 (Secondary storage device)

ハードドライブ 通常のコンピューターはIDEのハードディスクを使用している。サーバーではSCSIのハードディスクが主に使われている。

ハードディスクは容量と共に書き込み速度で性能が測られる。書き込み速度は7200 rpmや5400 rpmがある。

ハードドライブは通常マザーボードのプライマリのIDEスロットにケーブルでつながれている。ジャンパー設定は「マスター」あるいは「ケーブル選択」となっている。複数のハードドライブを接続する場合、一方を「マスター」、もう一方を「スレイブ」に設定する。

フロッピードライブ 補助記憶装置 (Secondary storage device)

最近データの保存にフロッピーディスクを使うことはほとんどなくなってきており、フロッピードライブを搭載しないデスクトップPCも登場している。ただ緊急時の起動やユーティリティの使用といった用途にフロッピードライブを使う機会はあるかもしれない。

ROM (Read-Only Memory):読み出し専用のメモリ

プログラムがROMに対してデータを書き込むことはできない。不揮発性で電源を切っても記憶内容が消えないことから、ハードウェアに密接に関連するプログラム(BIOS)に使用されることが多い。BIOS (Basic Input Output System)とはPCに接続されているディスクやキーボード、グラフィックスなどのデバイスをコントロールするプログラム群のことである。PC の電源が入ると、CPU は BIOS に格納されたプログラムを実行し、初期診断プログラムを行ってメモリやディスク、キーボード、ビデオアダプタなどをチェックし、障害のある場合には、ビープ音やエラーコードで知らせる。Windows起動時の待ち時間はBIOSによる初期診断プログラムによるものである。Windows起動前にBIOS設定プログラムを起動させるとBIOSの設定を参照したり変更したりできる。

周辺装置 入出力装置、モデム等の通信装置

ハードウェアはあらかじめ決められた何種類もの仕事を高速で行う優れた能力を持っている。しかし指示なくしてはその能力を発揮して仕事をすることはできない。その指示を行うのがソフトウェアである。ハードウェアは0と1(電気のプラスとマイナス)の二種類の信号の組み合わせによって仕事をし、0と1の二種類の信号の組み合わせによってその結果を出す。その結果を人間に分かる形にして表すのも、ソフトウェアの仕事である。

CD/DVDドライブ

CD/DVDドライブは通常マザーボードのセカンダリのIDEスロットにケーブルで接続されている。

モデム

ダイヤルアップでインターネットなどに接続する必要のある場合モデムが必要である。新しいV.92標準をサポートするモデムが望ましい。V.92はより速い接続時間と古いV.90標準より良い転送率を提供する。ブロードバンドのバックアップ用にダイヤルアップの機能を持たせておくのもいいかもしれない。

ビデオカード

ビデオカードはマザーボードと一体となっているか、マザーボードのAGPスロットあるいはPCIスロットに差し込むものがある。

サウンドカード

サウンドカードはマザーボードと一体となっているかマザーボードのPCIスロットに差し込むものがある。

ネットワークカード

ネットワークカードはマザーボードと一体となっているかマザーボードのPCIスロットに差し込むものがある。

2-2、ソフトウェア

ソフトウェアには大きく分けて、以下の二種類がある。

OS (オペレーティングシステム):CPUやメモリやハードディスクなどのコンピューターシステム各種リソースを管理し、アプリケーションがこれを利用できるようにする基本ソフトウェア。Windows 95 / 98 / NT、UNIX、DOS、MacOS、Novell など。

アプリケーション (Application):電子メールソフトやブラウザ、ワープロソフト、表計算ソフト、データベースソフトなどの使用者が行ないたい作業をこなすソフト

前述の0と1の二種類の信号の組み合わせによって出された結果を人間に分かる形にする例として、ワープロソフトをあげると、パソコンで使われている文字は、0と1の二種類の信号の組み合わせによってはじき出される4桁の数字として扱われている。どの文字を何番にするかを決めたものを文字コードという。文字や記号が文字コードによって何番になるか決められている。番号の中に空き番号になっているところがあって、ソフトウェアによってはそこに特殊な記号類を割り振っている。その結果、同じソフトウェアをを使って開くと問題ないが、他のソフトウェアで開くと、独自に割り振った記号が別の記号になってしまうことがある。こうして文字化けが起こる。

2-3、コンピューターの動作の流れ

入力装置 (キーボード) による指示 (コマンド) の入力

OSが入力された指示を解釈し、その処理を始める

指示とその指示の実行に必要があればアプリケーションによる作業手順が記憶装置 (RAM) に送られる

処理装置は指示を実行し、その結果が記憶装置に記憶される

結果が出力装置 (スクリーン) に表示される

この流れから分かることに、CPUの処理能力もそうであるが、RAMが重要なコンピューターの仕事場であり、RAMが不足するとコンピューターの動作に大きな影響を与える。

 

第三章 DOS(Disk Operating System)の概説

一般ユーザー向けの最近のコンピューターはほとんどがGUI(グラフィカル ユーザー インターフェース)のWindowsがプレインストールされていて、DOSとは無縁な環境になっている。しかしハードディスクをフォーマットしてWindowsを再インストールする場合など、DOSの知識があると役立つ場合がある。またネットワーク関連のユーティリティなどWindowsのDOSプロンプトからコマンドを打ち込んで使用することがよくある。DOSについて大まかな知識があるだけでもかなり違ってくると思われる。

3-1、システムファイル

2つの隠しファイル

PC-DOS: IBMBIO.COM & IBMDOS.COM
MS-DOS: IO.SYS & MSDOS.SYS

全ての入力および出力情報は2つの隠しファイルに含まれるプログラムによって扱われる

可視のシステム ファイル:COMMAND.COM - コマンド インタープリタ

3つのシステム ファイルがコンピューターのメモリに存在し、DOSシステム プロンプトが表示されている場合、パソコンはコマンドレベルにあるとみなされる。この3つのファイルがあればフロッピーディスクからDOSを立ち上げることもできる。

*DOSシステムプロンプト:C:\> のような画面。コンピューターが指示を待っている状態

3-2、コマンド

コマンドとはコンピューターにどのような動作をすべきかを指示するプログラムのことである。アプリケーションのインストール時にダブルクリックして使用するSetup.exeもコマンドの一種である。

内部コマンド (Internal command) - コマンドはメモリ上にありどこからでも呼び出せる

外部コマンド (External command) - コマンドはディスク上にあるプログラムを呼び出すもの

参考
日経Windowsプロ - Windowsコマンド集

3-3、ディスク ファイルと名前

DOSのファイル名はファイル名 (file name) と拡張子 (extention) に分けられている

filename.xxxというふうにドットの前までがファイル名、その後が拡張子で、ファイル名は8文字、拡張子は3文字までとなっている。ちなみに日本語のファイル名は4文字まで。

*ワイルドカード (wildcard):ワイルドカードというのは「*」や「?」のことで「*」は任意の数個の文字「?」は任意の一文字をあらわす。名前の不確かなファイルの検索に使われる。 Windowsのファイルの検索でも使用できる。

3-4、DOSのブート

ブート (boot)とはコンピュータシステムを起動すること。PC互換機に電源を投入すると、まず始めにシステムROM内の小さなプログラムコードが実行される。このコードでは、デバイスの初期化などが行なわれ、その後ディスクなどに格納されているOSの初期化コードが実行される。この過程をブートという。

電源をつけることにより始まるコンピューター上のブート プロセスをコールド ブートという

Ctrl、Alt、Delキーを同時に押すことで始まるブート プロセスをウォーム ブートあるいはシステム再始動という

コンピューターはROMに永存する特別の2つのプログラムを含んでいる

第1のプログラムはコンピューターのいくつかの構成部品を短時間の自己テストを行い、あるタイプのハードウェア(装置)のエラーをチェックする

第2のプログラムはブートストラップ ローダーと呼ばれる。最初のロードでコンピューターのメモリにDOSをロードし、DOSディスクの初期部分からブートストラップ プログラムと呼ばれるプログラムを実行するプロセスを開始させる。このプログラムの実行によってDOSの2つの隠れファイルとCOMMAND.COMファイルがコンピューターのメモリにロードされる

 

WindowsのMS-DOSプロンプトを使って実際にコマンドの実行をしてみることができるが、扱いには十分気をつけてる必要がある。消えても構わないフロッピーディスクを作業対象にして、コマンドの扱いの練習をしてみるといいかもしれない。MS-DOSプロンプトを起動すると[C:\Windows>]という具合にプロンプトが表示されるので、>の次に [A:]と入力すると、作業対象がフロッピーディスクになる。MS-DOSプロンプトの右上の [X]をクリックするか、>の次に[exit]と入力するとMS-DOSプロンプトを終了させることができる。ちなみにここで出てくる外部コマンドは普通にインストールされた Windows 95では[C:\Windows\Command]フォルダーに存在している。見やすくするために、コマンドなどには [ ]、スペースをあけるところには_を示しているが、実際に作業する場合には[ ] _は取る。

3-5、コマンドによるディスクの情報表示と操作

コマンドの後に続いて[/*]と入れる場合があるが、これをスイッチといい、そのコマンドの動作に特定の指示を与えるものである。スイッチの種類とその説明についてはコマンドに続いて [/?]と入力すると分かる。コマンドは基本的に大文字と小文字の区別はない。

a)日付と時刻の表示と変更:内部コマンド[DATE][TIME]

日付は月-日-年、時刻は時:分 (時は24時間制で) という具合に入力して [Enter]キーを押す。現在のままでよければ、何も入力しないで[Enter]キーを押す。

b)スクリーンのクリア:内部コマンド[CLS]
プロンプトのみが画面の左上角に表示された状態になる。

c)使用中のDOS(Windows)のバージョン表示:内部コマンド[VER]

d)ディスクのフォーマット:外部コマンド[FORMAT]

FORMAT_A::フロッピーディスクのフォーマット
FORMAT_A:/S:フロッピーディスクをフォーマットしシステムファイルをコピーする
/Q:クィックフォーマット

e)ファイルの一覧:内部コマンド[DIR]

DIR:現在自分のいるディレクトリ(フォルダ)にあるファイルの一覧を表示する
DIR/P:ファイルが多数の場合、一画面ごとに表示が止まる
DIR/W:ファイル名だけの表示で横に広げて、ファイルが表示される
DIR/ON:ファイル名をアルファベット順に表示
DIR/OS:ファイル名をサイズの大きさ順に表示(小→大)
DIR/OE:ファイル名を拡張子のアルファベット順に表示
DIR/A:特殊な属性のついたファイルも表示
DIR/S:下位のディレクトリに含まれるファイルも表示
DIR>PRN:ディレクトリ情報を印刷する
DIR>文書名(filename.xxx):ディレクトリ情報を文書にする

f)ディスクの状態チェック:外部コマンド[CHKDSK]と[SCANDISK]

ハードディスクは非常に大きなデータを扱うことができ、非常に有用なメディアであるが、反面、一旦異常を示したときに失う物は非常に大きくなる。ハードディスクのデータが失われる原因には以下のものがある。

不正な操作を行ったことによるデータ破壊

アプリケーションプログラムの異常動作によるデータ破壊

ハードディスクの不良セクタ発生によるデータ破壊

どの原因にしても、全てのパソコンユーザーに対して起こりうる。この様なトラブルを未然に防ぐには、ディスクのデータが正常にディスク上に記録されているかをこまめにチェックすることが必要である。基本的に [CHKDSK]コマンドはディスク上のデータの並びだけをチェックするのに対し、[SCANDISK]はディスク全体のテストをする。

g)ディスクの最適化:外部コマンド[DEFRAG]

h)ディスクのボリュームラベル表示:内部コマンド[VOL]

i)ディスクのボリュームラベルの変更:外部コマンド[LABEL]

3-6、コマンドによるファイルとファイルの属性の操作

階層型ファイルシステム

DOSWINDOWSなどOSの多くはファイルを分類して保存するためにディレクトリ (又はフォルダ) を用意している。どのディレクトリのどのファイルを使うかを指し示す方法をパスという。現在OSが作業対象としているディレクトリをカレントディレクトリといい、上位を親ディレクトリ、下位をサブディレクトリという。コマンドの目標先がカレントディレクトリではない場合はそこまでのパスを示す必要がある。

以下であげるa)からi)のコマンドを使用しての作業はWindowsではエクスプローラーを使用して容易にできるものである。

a)カレントディレクトリを移動する:内部コマンド[CD]
CD_移動先ディレクトリ名
CD..:上位のディレクトリに移る

b)ファイルのコピー:内部コマンド[COPY]
COPY_コピーするファイル名_コピー先

c)ファイルの移動:外部コマンド[MOVE]
MOVE_移動させたいファイル名_移動先

d)ファイルの削除:内部コマンド[DEL]
DEL_削除したいファイル名

e)ファイル名の変更:内部コマンド[REN]
REN_元のファイル名_新しいファイル名

f)ファイルの属性の表示と変更:外部コマンド[ATTRIB]

ATTRIB:カレントディレクトリのファイルの属性表示
S: system files
A: archived files
H: hidden files

R: read-only files

ATTRIB_+ or -(S, A, H, R)_ファイル名:属性の追加 or 削除

g)フロッピーディスクコピーの作製:外部コマンド[DISKCOPY]

h)サブディレクトリの作成:内部コマンド[MD(MKDIR)]
MD_サブディレクトリ名

i)ディレクトリの削除

ディレクトリが空の場合:内部コマンド[RD(RMDIR)]
RD_ディレクトリ名

ディレクトリの中のサブディレクトリ又はファイルごと削除する場合:外部コマンド[DELTREE]
DELTREE_
ディレクトリ名

j)DOS画面上での文書ファイル作製
COPY CON 文書ファイル名 [Enter]
文書入力 [Ctrl] + [Z] [Enter]

k)MS-DOS Editorによる文書の新規作製または編集:外部コマンド[EDIT]
EDIT or EDIT_編集するファイル名

l)文書ファイルの内容表示:内部コマンド[TYPE]
TYPE_文書ファイル名

3-7、コマンドによるハードディスクのパーティション操作:外部コマンド[FDISK]

パーティション(partition)というのは論理的に分離されたディスクの領域のことで、パーディションを設定(パーティションを切るという)すると、物理的に1つのディスクをC:D:ドライブといったようにあたかも別々のディスクのようにして利用できるようになる。パーティションを切った後、PCを再起動後フォーマットを行なうことによって、ユーザーが利用できる状態になる。

FDISKを実行した際に現れるオプション

1. MS-DOS 領域または論理 MS-DOS ドライブを作成
2. アクティブな領域を設定
3. 領域または論理 MS-DOS ドライブを削除
4. 領域情報を表示
5. 現在のハードディスクドライブを変更(複数のハードディスク搭載している場合のみ)

ハードディスクからシステムを起動できる要件

基本MS-DOS領域を有する
アクティブな領域に設定されている

新しく手に入れたハードディスクにOSをインストールする際には、まずFDISK1のオプションを選択する。すると以下のオプションが現れるので、1を選択して基本MS-DOS領域を作成する。基本MS-DOS領域を作成すると、その領域がアクティブな領域になる。複数のパーティションを作成したい場合は、基本MS-DOS領域作成の際に、ハードディスク スペースをその分取っておく。

1. 基本 MS-DOS 領域を作成
2. 拡張 MS-DOS 領域を作成
3. 拡張 MS-DOS 領域内に論理 MS-DOS ドライブを作成

3-7、バッチ ファイル (batch file)

バッチファイルとは一連のコマンドの実行を、一括して行なう処理を記述するファイル。バッチ処理とは、あらかじめコンピュータに一連の操作を指定しておき、繰り返し実行する処理を自動的に実行するものをいう。MS-DOSでは、一連のコマンドを (.BAT) という拡張子のファイルに記述することで、複数のコマンドを一括して実行することができる。ちなみにbatchとはひと束という意味である。

例:AUTEXEC.BAT:起動したときに自動で実行される特別なバッチファイル

コンピューターを再起動すると、ハードディスクの内容が消えてしまうというウィルスによる被害は「AUTEXEC.BAT」に「format C:」というコマンドが書き込まれて起こるそうである。

3-8、ファイル タイプ - ファイルの種類

ファイル タイプを識別するために使われているのが、拡張子である。拡張子は、ファイルの種類を表す一種の記号で、人の氏名でいうと姓にたとえられる。拡張子にはファイルタイプを識別し、分類する重要な情報がいっぱいつまっているので、拡張子をむやみに変えると、そのファイルが壊れてしまうこともあるので注意が必要である。最近はE-mailで添付ファイルとしてファイルのやり取りが増え、またコンピューターウィルスもE-mailの添付ファイルとして送られてくることがほとんどなので、拡張子を見て、それが何のファイルなのか分かれば便利である。

<拡張子に関して参考になるサイト>

拡張子辞典

拡張子

ファイルタイプ

dll

プログラムにリンクする関数をまとめたファイルで、「ダイナミックリンクライブラリ」と呼ばれる

exe

単体で実行できる実行ファイル

ini

アプリケーションソフトを読み込むときの初期設定が記録されているファイル

lnk

ショートカットファイル

sys

システムファイル

tmp

システムやアプリケーションソフトなどが動いているとき、一時的に作られるファイル。アプリケーション終了時に自動的に削除される

bmp

Windowsで最も一般的なビットマップ形式の画像ファイル

doc

Microsoft Wordで作成される文書ファイル

Gif

GIF形式と呼ばれるカラー静止画像の圧縮形式で保存された画像ファイル。ホームページのボタンやアイコンによく利用される

htm(l)

HTMLで記述されたファイル

ico

アイコンファイル

jp(e)g

JPEG形式と呼ばれるカラー静止画像の圧縮形式で保存された画像ファイル。フルカラーの画像、写真の保管に適している

lzh

LHA形式の圧縮ファイル (書庫ファイルまたはアーカイブともいう)

pdf

Acrobat Readerで使われるファイル

ppt

Microsoft Powerpointで作成されるプレゼンテーション ファイル

txt

文字コードだけを保存する、テキスト形式と呼ばれる保存形式で保存された文書ファイル。テキスト形式は文書保存の最も基本的な形式なので、文書を扱うほとんどのアプリケーションソフトから利用できる

vbs

ビジュアル ベーシック スクリプト ファイル (I Love Youウィルスの添付ファイルにはこの拡張子がついていた。この拡張子がついたE-Mailの添付ファイルはウィルスの可能性あり)

xls

Microsoft Excel95で作成される表計算文書ファイル

zip

ZIP形式の圧縮ファイル (書庫ファイルまたはアーカイブともいう)

Windowsではワープロソフトや表計算ソフトで作ったファイルには自動的に拡張子が付けらるようになっていて、デフォルトの設定では拡張子は隠されているが、次の手順で拡張子を表示させることができる。

1. 「マイコンピュータ」あるいはエクプローラーを開く

2. マイコンピューターあるいはエクプローラーの「表示」メニューからオプションを選択

3. 「表示」タブを開いて、ファイルの表示フィールドの「すべてのファイルを表示」をチェックして「OK」をクリックする

Windowはファイルの拡張子とそれを開くアプリケーションとの関連付けを行っている。その関連付けを参照、追加、削除、編集することもできる。

1. 「マイコンピュータ」あるいはエクプローラーを開く

2. マイコンピューターあるいはエクプローラーの「表示」メニューからオプションを選択

3. 「ファイルの種類」タブを開いて、「登録されているファイルの種類」フィールドで関連付けを参照でき、「追加」、「削除」、「編集」ボタンで関連付けの追加、削除、編集できる