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★ マザーボード

POST

ハードウェアに関するテスト問題と解説

マザーボード

マザーボードにはサイズや拡張スロットの場所などで、以下の3種類の規格がある。

AT (Advanced Technology)、Baby AT (左写真)、ATX (AT Extended) (右写真)。

   

最近のPCはBaby ATあるいはATX のいずれかを使用している。主流はATXである。ATマザーボードはATケースを必要とし、ATXマザーボードはATXケースを必要とする。ATマザーボードをATXマザーボードに交換する場合、ケースも交換する必要がある。

○ATマザーボード

ATマザーボードは1984年に開発され、30.48cm x 33.02cmというサイズである。Baby ATマザーボードは21.59cm x 33.02cmというサイズである

ATマザーボードにはP8コネクタとP9コネクタにより電力が供給される。

○ATXマザーボード

ATXマザーボードはIntelが1996年に開発した新しいマザーボードである。ATXマザーボードはBaby-ATを90度回転させた形状で、30.5cm X 24.4cmというサイズである。正面から左側に拡張スロットが配置され、この部分はフルサイズのカードが障害なくさせるようにしている。そして右側の奥にインターフェイスコネクタが配置され、その手前にCPUやチップセットなどが置かれることになる。

ATXマザーボードにはP1コネクタにより電力が供給される。

ATXマザーボードは常に電気が流れているソフトパワーを実装している。ソフトパワーによりOSをシャットダウンすることでコンピューターの電源が自動的に切れるようになった。ATXマザーボードはシステムBIOSによって制御される電源管理をサポートしている。

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POST(Power On Self Test) 

電源投入後やハードウェアリセットの直後に行なわれるハードウェアの機能テスト。POSTプログラムは通常システムBIOSと同じROMに含まれる。POSTでチェックされるのはCPUや外部キャッシュメモリ、メインメモリ(DRAM)、ROM、マザーボーヒド上のチップセットといったマザーボード上のハードウェアのほか、キーボードやシリアルポート、パラレルポート、ディスクインターフェイス、グラフィックスサブシステムなどである。POST中に問題が検出されると、POSTプログラムはメッセージをディスプレイに表示したりビープ音を何回か鳴らしてユーザーに知らせる。

ビープ音やメッセージコードはBIOSの製造業者やバージョンごとに異なる。マニュアルやウェブサイトを参照することで、ビープ音やメッセージコードの意味するところを知ることができる。

以下は標準的なメッセージコードの意味

エラーコード 問題の個所
100シリーズエラー (100から199までのエラー) マザーボード
161 バッテリー切れ
200シリーズエラー (200から299までのエラー) メモリ
300シリーズエラー (300から399までのエラー) キーボード
400シリーズエラー (400から499までのエラー) 白黒ビデオ
500シリーズエラー (500から599までのエラー) カラービデオ
600シリーズエラー (600から699までのエラー) フロッピードライブ
1101 シリアルカードの故障
1700シリーズエラー (1700から1799までのエラー) ハードドライブ
1701 ハードドライブコントローラーの故障
7301 フロッピードライブコントローラーの故障

 

ハードウェアに関するテスト問題と解説

○問題1

データを同時に送受信するネットワークカードを入手したい。次のどのタイプのカードが適切か?

  1. Full-duplex
  2. Half-duplex
  3. Digital
  4. Analog

[正解:A]

Full-duplexは同時に送受信が可能である。Half-duplexは一方のみの通信が可能である。例えば、聞くことと話すことを同時にできる電話はFull-duplexであり、一方が話しているときに他方が話すことのできない無線はHalf-duplexである。

○問題2

パラレルポート設定がDMAの競合を引き起こしている場合のCMOS設定は以下のどれか?

  1. EPP
  2. Bi-Directional
  3. ECP
  4. SPP

[正解:C]

IEEE 1284はパラレルポートの規格であり、5つの異なるモードを定義する。ニブル(Nibble)、バイト(Byte)、Compatible、Enhanced Parallel Port(EPP)、Enhanced Capabilities Port(ECP)これらのモードの組合せで4つの異なる種類のポートがある。

* SPP (Standard Parallel Port) は入力(4ビット)にニブル モードを使用し、出力(8ビット)にCompatibleモードを使用する。

* Bi-Directional は入力(8ビット)にバイト モードを使用し、出力(8ビット)にCompatibleモードを使用する。パラレル プリンターのデフォルトのCMOS設定

* EPPは出入力(8ビット)にEPPを使用する。EPPはFastモードとしても知られている。LANアダプタ、ディスク ドライブ、テープ バックアップのような周辺機器向けに設計された。

* ECPは出入力(8ビット)にECPを使用する。高性能なプリンターとスキャナ向けに設計された。DMAチャンネルを必要とする唯一のタイプである。

ECPがDMAチャンネルを使う唯一のタイプであることからDMAの競合を引き起こし得るCMOS設定はECPである。

○問題3

ヒューレット パッカードのレーザージェットプリンターには6つの印刷過程がある。レーザーが像をスキャンするのは次のどの過程か?

  1. Cleaning
  2. Conditioning
  3. Fusing
  4. Writing
  5. Developing
  6. Transferring

[正解:D]

ヒューレット パッカード(HP)のレーザープリンターは電子写真(Electro-Photographic)印刷プロセスを使用する。第一段階はConditioningで、トナーカートリッジのメタルドラムが高電圧(概して-600VDC)を帯びる。第二段階は潜像形成(Writing)で、レーザーが感光性のメタルドラム上に像をスキャンする。第三段階は現像(Developing)で、トナーがレーザーのスキャンしたところに適用される。第4段階は転写(Transferring)で、トナーによって形成された像がドラムから用紙に転写される。第5段階は定着(Fusing)で、用紙に像が定着される。最終段階はCleaningでドラム表面を次の印刷に備えてきれいにする。

○問題4

インクジェット式プリンタにおいてインクを拡散させる方法は次のどれか?(2つ選択)

  1. 荷電(piezoelectric)
  2. LED
  3. サーマル(Thermal)
  4. 電子写真(Electro-Photographic)

[正解:A,C]

インクジェット式プリンタにはサーマル(感熱)と荷電(piezoelectric)の二つの印刷方式がある。HPやキヤノンのプリンターではサーマル方式が使われている。カートリッジ内に熱で気泡を生じさせてインクを噴射させる。電子写真はレーザープリンタで使用される印刷方法である。感光体への露光にレーザーの代わりにLED(発光ダイオード)を使用するものがある。

○問題5

POSTの間、コンピューターが長いビープ音を一回、短いビープ音を二回発した。どうすべきか?(当てはまるもの全て選択)

  1. BIOSの製造元のウェブサイトあるいはマニュアルを参照する。
  2. OSのマニュアルを参照する。
  3. ループバックアダプターを使用する。
  4. POST Diagnosticカードを使用する。 

[正解:A,D]

電源投入後、BIOSはPower-On Self Test (POST)を行う。POST中に問題が検出されるとビープ音を鳴らして問題を知らせる。ビープ音やメッセージコードはBIOSの製造業者やバージョンごとに異なる。マニュアルやウェブサイトを参照することで、ビープ音やメッセージコードの意味するところを知ることができる。POSTコードの意味を調べるもう一つの方法はPOST Diagnosticカードを使うことである。POSTコードは製造業者に依存するので、OSのマニュアルを参照しても意味がない。ループバックアダプターはデータをコンピューターにループさせてポートをテストするのに使われる。

○問題6

コンピューターのフロッピードライブを取り替えている。データケーブルの端に赤線が入っている。赤線は何を示しているか?

  1. ケーブルをAドライブに接続しなければならない
  2. ケーブルをコントローラーに接続しなければならない
  3. ケーブルをBドライブに接続しなければならない
  4. ケーブルのピン1の位置

[正解:D]

データケーブルの赤線はピン1の位置を示す。フロッピードライブをインストールする際にケーブルのピン1を間違えないでスロットに差し込まなければならない。

○問題7

毎晩のバックアップにシルバーブルーのCD-Rメディアを使用している。会社の備品購入担当者からゴールドのより安価なCD-Rメディアに交換できないか相談を受けた。どう応えるべきか?

  1. 交換できると思う。ただテストしてみてから判断しましょう。
  2. 直ちに交換可能である。色の違いに意味はない。
  3. CD Writerの別のドライバーをダウンロードすれば交換できる。
  4. 交換できない。

[正解:A]

CD-Rメディアは反射層と記録層の2枚の層を持つ。データをCDに焼き付ける際に反射層と記録層が融合してレーザーによって読み込まれる層を形成する。製造業者や製品によって異なる化学物質が記録層に使われる。ゴールドの反射層と記録層を持つCD-Rメディアは焼き付けに長いパルスを使用するドライブに向いている。業界標準のゴールドの反射層と緑の記録層のメディアは寿命が10年で、短いレーザーパルスを使うドライブに向いている。シルバーの反射層と青の記録層のメディアは寿命が100年である。コスト面でゴールドのメディアに交換する場合、寿命を考慮する必要とテストをしてみる必要がある。

○問題8

倉庫で目録制御のためにコンピュータをインストールしている。シリアルマウスとシリアルバーコードリーダーとモデムの3つのシリアル装置が同じコンピューター上で動作しなければならない。以下のどれが有効な構成か?(2つ選択)

  1. COM 1=シリアルマウス, COM 2=オープン, COM 3=シリアルバーコードリーダー, COM 4=モデム
  2. COM 1=シリアルマウス, COM 2=シリアルバーコードリーダー, COM 3=モデム, COM 4=オープン
  3. COM 1=シリアルマウス, COM 2=シリアルバーコードリーダー, COM 3=オープン, COM 4=モデム
  4. COM 1=シリアルマウス, COM 2=モデム, COM 3=オープン, COM 4=シリアルバーコードリーダー

[正解:C,D]

PC互換コンピューターでは一度に最高2つのシリアルポートを使用できる。通常IRQ 3とIRQ 4の2つの割り込み要求がCOMポートに割り当てられている。COM 1とCOM 3はIRQ4をCOM2とCOM 4は IRQ 3を共有している。シリアルマウスはフルタイムのアクティブな連続デバイスであるので、それがCOM 1で構成される場合、COM 3を使用することはできない。使用すると競合が生じる。モデムとバーコードリーダーを同時に使うことはできないが、それぞれCOM2かCOM4に構成するのが妥当である。

○問題9

PCの電源を入れた際に、200番台のエラーコードが表示された。以下のどのハードウェアに問題があるか?

  1. マザーボード
  2. キーボード
  3. フロッピーディスク
  4. RAM

[正解:D]

POSTの際に表示される200番台のBIOSエラーはメモリの問題を示すものである。マザーボードは100番台、キーボードは300番台、フロッピーディスクは600番台のエラーコードとなる。

○問題10

ROMチップに保存されているコードの名前は何か?

  1. ソフトウェア
  2. ハードウェア
  3. BIOS
  4. ファームウェア

[正解:D]

ファームウェアはROMチップに保存されたコードである。電源が切れてもファームウェアはROMチップに存在している。ソフトウェアはハードディスクまたはフロッピーディスクやCD-ROMとDVD-ROMに保存されるコードである。

○問題11

新しいハードディスクをPCに増設した。コントローラー0に二つのハードディスク、コントローラー1にCD-ROMが接続される構造となった。PCを起動したところBIOSがどちらのハードディスクも認識しなかった。電源を切って、ケーブルとマザーボード上のコントローラならびにハードディスクとがしっかり接続されていることを確認した。何が問題か?

  1. ハードディスクのジャンパー設定
  2. BIOSを更新する必要がある
  3. 新しいハードディスクが電源につながっていない
  4. 二つのハードディスクのIDが競合している

[正解:A]

同じコントローラーにハードディスクを増設する場合、従来のハードディスクをマスター、新しいハードディスクをスレーブに設定する必要がある。新しいハードディスクを認識するためにBIOSの更新が必要であったとしても従来のハードディスクは認識されるはずである。また新しいハードディスクが電源につながっていなかったとしても従来のハードディスクは認識されるはずである。SCSIハードディスクの場合IDの設定をするが、IDEハードディスクではマスターかスレーブあるいはケーブル選択の設定である。