IIS4.0編5

IIS4.0編1
IIS4.0編2
IIS4.0編3
IIS4.0編4
IIS4.0編5
IIS4.0編6
IIS4.0編7
IIS4.0テスト1
IIS4.0テスト2
IIS4.0テスト3

サイトマップ

 

 

第五章 FTPサービス

FTPサービスはTCP/IPネットワーク上の2台のコンピュータ間でファイルを転送するプロトコルであるFTPを利用する。FTPのほとんどの機能はHTTPでも実現されているが、FTPは現在でもクライアントとサーバーの間でインターネットを介してファイルをコピーするために使用されている。FTPではHTTPと異なり、制御用とデータ転送用に各1つ、合計2つのポートを使用する。そのためFTPの方がHTTPより高速にファイルを転送できる。

5-1、FTPプロパティ

FTPサイトに固有のプロパティシートのセットがある。IIS4.0インストール時にプロパティシートのさまざまな設定項目に既定値が割り当てられる。

a) FTPサイト

FTPサイトの識別設定
最大接続数(帯域幅)の指定
FTPサイトのログの収集の有無の切り替え
サイトで使用するTCPポートの設定の変更。TCPポートの既定値は21である。TCPポートの設定を変更した場合、そのポート番号(1023以上の値)を知るユーザー以外は、そのサイトのファイルにアクセスできなくなる。

b) セキュリティアカウント

匿名ユーザーのログオン要求に使用するアカウントを指定。既定ではユーザー名として「anonymous」と入力することで、匿名ユーザーとしてFTPサーバーにログオンできる

c) メッセージ

サイトにアクセスするブラウザに表示されるメッセージの設定。メッセージ フィールドはデフォルトでは空白である。

d) ホームディレクトリ

FTPサイトで使用するディレクトリを変更。既定のホームディレクトリはFtproot
サイト訪問者に読み取りアクセス権/書き込みアクセス権を与えるかを決定
FTPのフォルダリストをUNIXスタイル/MS−DOSスタイルのどちらで表示するかを選択

e) ディレクトリ セキュリティ

Windows NTユーザーのアカウントの使用許可の設定
特定のIPアドレスからのアクセスを許可または拒否する設定

5-2、仮想サーバー

仮想サーバーを構築すると、IIS4.0を運用している単一のコンピューター上で複数のFTPサイトを作成できる。インターネットサービスマネージャでは[新しいWebサイトのウイザード]または[新しいFTPサイトのウイザード]を選択するだけで、新しい仮想サーバーを作成できる。仮想サーバー構築後は、仮想サーバーのプロパティシートを使用して、設定を変更できる。