TCP/IPによるインターネット通信の仕組みとTCP/IPの設定
○TCP/IPによるインターネット通信の仕組み
パソコンを単体で使用している場合にはそのパソコンのハードディスクやフロッピーディスクやCD-ROMなどに保存してあるファイルを使用している。
会社や学校や家庭で複数のパソコンをケーブルでつないでLANを構築し、必要な設定をした場合にはLANにつながっている他のパソコンに保存してあるファイルも使用できるようになる。
家庭のパソコンやLANをインターネット サービス
プロバイダー(ISP)にダイヤルアップや専用線でつなげた場合には世界中のインターネットにつながっているウェブサーバーなどに保存されているウェブサイトやホームページと呼ばれるファイルを使用できるようになるわけである。
ちなみに日本はじめ世界の主要なISPは米国のISPを軸として相互につながってインターネットの国際的な接続が確保されている。
家庭内のLANなど小規模なネットワークであればそれぞれのパソコンに固有のコンピューター名を付けて相互に通信することが可能であるが、膨大な数のコンピューターがつながっているインターネットなど大規模なネットワークではそうはいかない。共通のTCP/IPというコンピューターを識別するためのプロトコルというシステムが必要になってくる。
TCP/IPの主要な部分であるIPアドレスはxxx.xxx.xxx.xxx(xxxには0から255の数が入る。ただし規則で0あるいは255とできない部分もある。)という4つの数字の組み合わせで表される。そしてコンピューターが処理する際には8桁x4の32桁の0か1の数字の行列として処理される。
コンピューター間のみならず通信で重要なことはどことどこの間での通信かがはっきりしなければならないということである。電話で例えると、どの電話番号の電話線同士の接続を確立すべきかがはっきりしてはじめて通話が可能になる。また接続の確立をしてくれる交換手の役割を果たす機械があるおかげで電話がつながる。コンピューターのネットワークではこの交換手の役割を果たすのがルーターというコンピューターあるいは専用の機械である。
インターネットでウェブサイトへのアクセスが可能になるためにはISPなどへの接続と共に以下のことが必要になってくる。
 | 自分のパソコンにIPアドレスが割り当てられていること
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 | 使用可能なルーターとそのIPアドレスの設定がなされていること
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 | 使用可能なDNSサーバーとそのIPアドレスの設定がなされていること
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一般的にウェブサイトへのアクセスにはURL(例:
http://www.xxx.co.jp)を使用しているが、URLをIPアドレスに対応させるのがDNSサーバーといわれるコンピューターである。
ISPは上記のものを提供しており、ISPに接続すると自動的に自分のパソコンにIPアドレスが割り当てられると同時に使用可能なルーターとDNSサーバーのIPアドレスも設定される。インターネット接続を確立して、[IPCONFIG]というユーティリティを使用すると割り当てられたIPアドレスと割り振られたルーターとDNSサーバーのIPアドレスを確認することができる。Default
Gatewayというのがルーターである。
[PING]
というユーティリティを使用するとURLとIPアドレスとの対応を知ることができる。
MS-DOSプロンプトで PING www.xxx.co.jp を実行するとそのURLが存在するものであればreply
from [xxx.xxx.xxx.xxx]という返答を得ることができる。[xxx.xxx.xxx.xxx]がそのURLに対応するIPアドレスである。
○TCP/IPのインストール
1)「コントロールパネル」>「ネットワーク」を開く。
2)「現在のネットワーク構成(N)」欄に「TCP/IP」が入っている場合はすでにインストールされている。そうでなければ「追加(A)」ボタンをクリックする。
3)「インストールするネットワーク構成ファイル」欄の「プロトコル」を選択して「追加(A)」ボタンをクリックする。
4) 製造元は「Microsoft」を選択し、ネットワークプロトコルに「TCP/IP」を選択してから「OK」ボタンをクリックする。
5)「現在のネットワーク構成(N)」に TCP/IP
が追加され、「OK」ボタンをクリックするとインストール完了。
○TCP/IPの設定
TCP/IPの設定には以下の二通りの方法がある。
 | DHCPサーバーによる自動設定
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 | マニュアル設定
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DHCPサーバーとは接続してきたクライアント
パソコンに自動的にIPアドレスを割り当てるサーバーである。DHCPサーバはIPアドレスを接続してくるクライアント
パソコン用にいくつかまとめて用意しておく。DHCPサーバーはIPアドレスを割り当てると同時にルーターやDNSサーバーのIPアドレスなどの情報も提供する。ISPに接続して、自動的にIPアドレスが割り当てられ、ルーターとDNSサーバーのIPアドレスが設定されるのはISPのこのようなサーバーのおかげである。
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