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第七章 DHCP

7-1、DHCPの概要

ホストがDHCPサーバーでサービスされるネットワークセグメントに参加するとき、コンピュータはユニークなIPアドレスを求め、DHCPサーバーは利用可能なIPアドレスプールから1つをそれに割り当てる。

1) DHCPクライアントがIPアドレスを照会する
2) DHCPサーバーがIPアドレスを提示する
3) それを受け入れるならDHCPクライアントはIPアドレスを要求する
4) DHCPサーバーからIPアドレスが割り当てられる

IPアドレスが浪費されることのないように、割り当てるIPアドレスに制限時間を定めることができる。この制限時間をリース期間と呼ぶ。リース期間の半ばでDHCPクライアントがリース期間の更新を要求すると、DHCPサーバーはこれを延長する。 IPアドレスの割り当てを受け、それを用いているコンピュータが停止した場合、リース期間が終了するのに伴って、IPアドレスは再割り当てのためにプールに戻される。

7-2、DHCPサーバー

DHCPサーバーによって以下のTCP/IP構成パラメータが割り当てられる

●IPアドレス
●サブネット マスク
●デフォルト ゲートウェイ(ルーター)
●DNSサーバーやWINSサーバーのIPアドレス(オプション)

Windows NT ServerコンピューターにDHCPサーバー サービスをインストールしたあと、スコープを作成してアクティブにすると、DHCPサーバー データベースが自動的に作成される。

DHCPマネージャ>サーバー メニュー>追加>DHCPサーバーのIPアドレスを入力する

DHCPマネージャ

スコープ>作成>リースするIPアドレスの範囲、その範囲内の除外範囲、リース期間を設定する

IPアドレス スコープ

DHCP Manager

○除外範囲

除外範囲とは、スコープ内にありながら、DHCPサービスの対象から除外すべき、限定された一連のIPアドレスです。 除外範囲を定義すると、その範囲内にあるすべてのIPアドレスは、DHCPサーバーからクライアントにリースされることはなくなる。

○DHCPスコープ

ルーターやDNSサーバーやWINSサーバーのIPアドレスのように全てのDHCPクライアントに割り当てるべきIPアドレスのグループをDHCPスコープという。管理者はTCP/IPの設定を動的に構成するためにDHCPクライアントがDHCPサーバーを使用するまえに、スコープを定義しておかなければならない。DHCPマネージャのDHCPオプションで設定する。

DHCPスコープ

DHCPスコープ

○アドレスプール

DHCPスコープが定義され、除外範囲が適用されると、スコープ内に利用可能なIPアドレスのプールを形成する。プールされたIPアドレスは、ネットワーク上のDHCPクライアントに動的に割り当てられる。

7-3、DHCPクライアント

ネットワーク管理者が動的な設定を手作業で上書きすることもできる。クライアント側でTCP/IPのプロパティとして手作業で設定された情報は、動的に割り当てられた設定よりも優先される。

7-4、DHCPリレーエージェント

DHCPリレーエージェントを利用することで、物理的なネットワークセグメントのそれぞれにDHCPサーバーを配置する必要がなくなる。リレーエージェントは、ローカルDHCPクライアントの要求をリモートのDHCPサーバーに転送するだけでなく、同時にリモートのDHCPサーバーからの応答をDHCPクライアントに返す。

 

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