TCP/IP編7

TCP/IP編1
TCP/IP編2
TCP/IP編3
TCP/IP編4
TCP/IP編5
TCP/IP編6
TCP/IP編7
TCP/IP編8
TCP/IP編9
TCP/IP番外編

サイトマップ

 

 

NBT(NetBIOS over TCP/IP)

8-1NetBIOS

Windowsコンピューター間ではTCP/IPで通信を行う代わりにNetBios名(コンピューター名)を使用しての通信が可能である。IPアドレスはコンピュータが理解する為の情報なので、数字の並びでしかない。それを人間でもわかりやすい別名で通信を可能にしようというものである。Windowsのインストール時に設定(後に変更可能)するコンピューター名がそれである。

8-2、名前解決

Windowsコンピュータに対して、名前を使ってアクセスする際にも、コンピュータ内部ではIPアドレスをもとに処理がなされる。したがってコンピュータ名とIPアドレスを関係付ける機能が必要になる。それが名前解決と呼ばれる機能である。

NetBIOS名前解決の方法

NetBIOS名前キャッシュ(ローカルコンピューターに一定時間保存されている過去のアクセスによって得た名前解決情報)
WINSサーバー
ブロードキャスト(同一セグメント上のコンピュータ全てに対して名前解決したいコンピュータ名を問い合わせて、該当するコンピュータ自身からIPアドレスの返答が返ってくるのを待つ)
LMHOSTSファイル(IPアドレスとNetBIOS名の組み合わせを記したテキストファイル)

NBTSTATユーティリィティ

Nbtstat -cNetBIOS名前キャッシュを表示する

Nbtstat -R:キャッシュを除去する

NetBIOSノードタイプ

名前解決をどの順番で利用するかはノードタイプにより異なる。

Pノード

名前解決にWINSのようなNetBIOSネームサーバーを使う。Pノードはブロードキャストを使わない。ネームサーバーが止まってしまったときは、ローカルのネットワークであっても通信できなくなってしまう。

Bノード

名前解決にブロードキャストを使う。ブロードキャストはネットワークの負荷を増大させることと通常ルーターはブロードキャストをフォワードしないので、ローカルネットワーク上のNetBIOS名だけしか変換できないという問題がある。

Hノード

最初にネームサーバーで名前解決を試み、次にブロードキャストを使う。

Mノード

最初にブロードキャストで名前解決を試み、次にネームサーバーを使う。

どのノードでも最初にNetBIOS名前キャッシュ、最後にLMHOSTファイルを参照する。WindowsのネットワークではBノードとHノードがよく使用される。デフォルトではWINSを使用するように設定されているコンピュータではHノードが、それ以外ではBノードが採用される。

DHCPを使用している場合にはどのノードタイプを使用するかをDHCPサーバー側から指定することができる。DHCPを使用していない場合でも、レジストリを変更することによりノードタイプを自由に設定することが可能である。

8-3LMHOSTSファイル

Windows 9xでは[\Windows]Windows NTでは[\systemroot(WINNT)\system32\drivers\etc]フォルダーにlmhost.samというサンプルのファイルがあるので、LMHOSTファイルを使用する場合には、上記のサンプルファイルをノートパッドなどで開いて、名前解決情報を入力する。

LMHOSTSファイルに名前解決情報を入力する際には一行に一つエントリーを入力する。最初にIPアドレス、次に対応するコンピューター名を入力する。IPアドレスとコンピューター名の間には少なくとも1つのスペースをあける。

保存する時に、「lmhost(拡張子なし)」にして、保存場所はサンプルファイルのある場所と同じ場所にする。

 

お薦めの書籍