Windows 95編

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◆Windows 95編

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第一章 Windows 95の特徴

第二章 Windows 95のインストール
2-1、Windows 95のインストールに必要なハードウェア
2-2、インストールの過程第

第三章 Windows 95スタートアップメニュー

第四章 Windows 95のシステム
4-1、仮想メモリ
4-2、メッセージ システム
4-3、デバイス ドライバ
4-4、マルチタスク (Multitask)

第五章 レジストリ
5-1、レジストリコンポーネント
5-2、レジストリのバックアップ
5-3、レジストリのトラブルシューティング

第六章 Windowsのフリーズと保守
6-1、フリーズ
6-2、Windows保守ツール

第七章 Windows 95のネットワークの設定
7-1、ネットワーク設定プログラム
7-2、クライアント
7-3、アダプタ
7-4、プロトコル
7-5、サービス
7-6、優先的にログオンするネットワークの設定

第八章 Windows 95におけるTCP/IP
8-1、IPアドレス
8-2、TCP/IPユーティリティ
8-3、TCP/IPの設定

 

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第一章 Windows 95の特徴

現在Windowsには2つの系列がある。一つは個人ユーザー向けのWindows 9xであり、もう一つは主にビジネスユーザーをターゲットとした完全な32bit OSであるWindows NTの系列である。最新のものは前者がWindows ME、後者がWindows 2000であるが、今後2つの系列は統合に向かうようである。Winodws 2000Windows 9xからのアップグレード可能なのはその流れにそったものであろう。

Windows 95は発売開始から4日間で100万本が売れたそうで、それほど画期的なものであったのであろう。実際Window 95の登場でコンピューターがより大衆のものとなり、まさにパソコン(個人用コンピューター)の普及が進んだ。今当たり前のように使っているWindowsの画期的な機能について少し触れてみる。

a) マルチタスキング

我々がキーボードやマウスといったハードウェア装置を通してパソコンを操作すると、ハードウェア装置はパソコンの頭脳であるCPUに働きかけを始める。その際、ハードウェア装置はCPU対して情報を伝達するときに「ハードウェア割り込み」という信号を発生させる。その信号を受け取ると、CPUはその時点で実行中の処理があればそれを中断して、その信号に対する適切な処理を行なう。裏電の信号を受け取った際に、現在の通話をいったん中断して、裏電を取るようなものである。割り込みを監視するのはオペレーティング システムである。コンピュータは同時には1つの仕事(タスクあるいはプロセス)だけしか実行できない。Windows 95ではタスクを非常に高速に切り替えさせることで、同時に複数のことを実行することができる。その機能をマルチタスキングという。

b) メモリ管理

CPUはハードディスクなどに保存してあるデータを直接読むのではなく、いったんメモリにデータの一部を移してから読み込む。そのため同時に複数のタスクを実行する場合、メモリの割り当てというのが非常に大きな問題になってくる。Windows 95のメモリ管理では、各プロセスごとに独立したメモリ空間が割り当てられ、あるプロセスが暴走した場合でも、それ以外のプロセスは影響を受けないようになっている。ただし例外もある。またメモリ不足になるとWindowsが固まる(フリーズ)という事態に陥ることもたまにある。ある雑誌でメモリをまな板、ハードディスクを冷蔵庫、アプリケーションやファイルなどを料理の素材、包丁での調理作業をCPUの作業に例えていた。Windowsはまな板をうまく配分し、様々な素材を同時に調理可能にしている名調理師といえる。ただまな板 (メモリ) が小さく、同時に調理すべき素材 (アプリケーションやファイル) が多いとさすがに調理不能に陥ってしまうようである。

c) ファイルシステム

FATというファイルシステムが使用され、255文字までの長いファイル名を扱える。このためWindows 95のファイルシステムはLong Filename FATと呼ばれる。FATにはFAT16FAT32があるが、主にFAT32が使用されている。

d) ユーザー インターフェイス

DOSに見られるような伝統的な文字ベースのインターフェイスではなく、ボタンやメニューなどのグラフィックスの部品を使って設計されたGUI(グラフィカル ユーザー インターフェイス)が採用されている。これによってコンピューターの大衆化が進み、コンピューターが単なる仕事の道具から、娯楽性をもつようになったと思う。

e) Plug and Play (PnP)

ハードウェア装置を自動的に認識し、必要なドライバも自動的にインストールされるか、インストールに必要なファイルのある場所を指定するように表示が現れる。新しくコンピューターに周辺機器を接続し、周辺機器の電源を入れて、コンピューターを起動すると、Windowsが自動的にその周辺機器を認識するのはこの機能ゆえである。

第二章 Windows 95のインストール

2-1Windows 95のインストールに必要なハードウェア

現在のコンピューターであれば、Windows 95のインストールに必要な要件はすべて満たしているが、参考までに次に記しておく。

必須条件

望ましい条件

386DXプロセッサー以上

486DX-66MHz以上

4MB RAM 

16MB RAM

50-55MBのハードディスクの空き容量

それ以上の空き容量

VGAカード

2MBのVRAMの付いたSVGAカード

2-2、インストールの過程

インストールの過程は二つに分けられる。 一つはReal Modeセットアップ、もう一つはProtected Modeセットアップである。

Real-Modeセットアップではスキャンディスクによるファイルシステムのチェック、現在のOSの検出、CPUやハードディスク容量のチェック、メモリ管理システムのチェックが行なわれる。

Protected-Modeセットアップではハードウェアの検出、ブートレコードの修正、再起動が行なわれる。ブートレコードの修正ではIO.SYS、MSDOS.SYS、CONFIG.SYS、AUTOEXEC.BATの各ファイルにWindows 95を起動するための修正がなされる。

第三章 Windows 95スタートアップメニュー

スタートアップメニューとは、Windowsが起動する前、画面左上に”Starting Windows95...”と出た際に、[F8]キーを押すことで現れる隠れメニューである。以下のようなオプションがある。通常は1のノーマルで立ち上がっている。

1. Normal
2. Logged (BOOTLOG.TXT)
3. Safe Mode
4. Safe Mode without compression
5. Safe Mode with network support
6. Step-by-step confirmation
7. Command prompt only
8. Safe Mode command prompt only

上記の中で比較的重要なのが3のセーフモードである。セーフモードはWindowsの正常な起動を妨げる問題を解消するための特殊な診断モードであり、Windowsが正常に立ち上がらなくなってしった時に使う。セーフモードではWindowsが起動するための最低限のドライバしか読み込まれない。

画面のプロパティを変更したら、Windowsが立ち上がらなくなった
ハードウェア装置を追加したら、Windowsが立ち上がらなくなった
新しくアプリケーションをインストールしたら、Windowsが立ち上がらなくなった

強制終了した後、Windowsが立ち上がらなくなった

上記のようなケースだとたいていはセーフモードで立ち上げた後、元の設定に戻したり、正常終了させることでWindowsが正常に立ち上がるようになる。

 

第四章 Windows 95のシステム

4-1、仮想メモリ

技術の進歩とともにメモリの容量も増加しているとはいえ、コンピューターの動作に不可欠なメモリの容量は限られている。限られたメモリの容量でそれ以上の仕事をこなすための機能が仮想メモリである。仮想メモリとは物理メモリ(RAM)の内容を一時的にハードディスク上のスワップ ファイル(スワップファイル)と呼ばれる待避用ファイルに移し、スワップファイルがあたかも物理メモリの一部であるかのように扱うことで、実際の物理メモリ量を超えたメモリアクセスを可能にする。スワップファイルハードディスクにWIN386.SWPとして保存されている。  

参考:スワップファイルのサイズの調節の仕方

1、「マイコンピューター」を右クリックして、「プロパティ」を選択

2、「パフォーマンス」タブを開いて、「詳細設定」フィールドにある「仮想メモリ」ボタンをクリック

3、「仮想メモリ」ダイアログボックスで「自分で設定する」オプションを選択
(デフォルトでは「自動設定(推奨)」が選択されている。特別なことがない限り変更はしないほうがよい)

仮想記憶においては、プログラムは通常4Kバイトのページという単位に分割し管理する。主記憶装置(メモリ)上のページ枠と補助記憶装置(ハードディスク)上のスロットとの間でページを出し入れすることをページング(ページイン/ページアウト)またはスワッピングという。メモリの容量に比べて使用するプログラムが非常に大きい場合や、一度に多数のプログラムを使用している場合、ページングが非常に頻繁に起こり、全体の効率が悪化する。この現象をスラッシングという。それを避けるにはRAMの容量を追加するか、同時に開いているプログラムを減らす。

4-2、メッセージ システム

○割り込み要求(IRQ)

ある連続した処理の最中に、別の処理を行なわせることを割り込みという。デバイスはCPUに割り込み信号を送ることで、デバイスからCPUへのデータ転送要求を伝える。するとこの割り込み信号を受け取ったCPUは、それまで行なっていた処理を中断し、新たな処理を実行する。

PC互換機では、IRQは0〜15の16種類が用意されている。Windows 95以前はパソコンに拡張ボードなどをつけると、IRQの設定を自分でやらないといけなかった。こうした設定を自動的にしてくれる機能がプラグ アンド プレイである。仮に複数のデバイスが同一のIRQやI/Oアドレスなどを使用してしまうとコンフリクトが生じる。 コンフリクトが起こっている場合、システムは正常に動かない。

参考:IRQの使用状況を見る方法

1、「マイコンピューター」を右クリックして、「プロパティ」を選択

2、「デバイスマネジャー」タブを開く

3、表示窓の中の「コンピュータ」を選択し、「プロパティ」ボタンをクリック

4-3、デバイス ドライバ

デバイス ドライバとはOSがコンピュータに接続されたハードウェア機器と通信するために使用するソフトウェアである。デバイス ドライバはハードウェア機器から入ってくる信号を解釈し、OSに伝え、またOSからの命令を解釈し、ハードウェアに伝える役割をする。新しいハードウェア機器が追加する場合、そのハードウェア用のデバイス ドライバが必要となる。音がでないとか画面表示がよくないとかいったハードウェア機器の動作不良はハードウェア機器自体の問題の場合もあるが、多くはデバイス ドライバが正しくインストールされていないことによる。特に自分でハードディスクをフォーマットしてWindowsを再インストールした場合にはドライバが正しくインストールされずに、ハードウェア機器が正しく作動しないという問題に直面することが多い。

ハードディスクのフォーマットとWindowsの再インストールに関しては実務編1を参照

 

第五章 レジストリ

Windows 9xを長く使っていると、動作が不安定になったりする。その原因としてレジストリの問題が挙げられる。以下はその例である。

Win9x の起動にかかる時間が以前より長くなった

Win9x の終了時に「電源を切る準備ができました」の画面まで行かない

システムが頻繁にフリーズする

5-1、レジストリとは

レジストリとはハードウェアのデバイスドライバ設定からアプリケーション設定まで、コンピュータに関するあらゆる設定情報を集中管理するデータベースのことである。Windowsのシステムはレジストリの情報をもとに動作するのである。したがってレジストリ内の情報に間違いや不具合があるとWindowsの動作に致命的な影響が及ぶ。レジストリを編集することでWindowsの環境を変えたりする技が雑誌などで紹介されたりしているが、むやみにレジストリをいじくるとWindows再インストールしないといけない事態が生じることもあるので、レジストリの編集には細心の注意が必要である。

5-2、レジストリの特徴

1)レジストリは二つのファイルとして存在する。(Windowsのルートディレクトリ、デフォルトで[C:\Windows]、の中の[System.dat]と[User.dat])

2)レジストリはWindowsのエクスプローラーのように階層構造になっており、大きく以下の6つに分かれている。

HKEY_LOCAL_MACHINE:ハードウェアやシステムの核に関係する設定が保存されている

HKEY_CURRENT_CONFIG:ディスプレイへの表示に関連する設定やプリンタまわりの設定が保存されている

HKEY_CLASSES_ROOT:アプリケーションとファイル(タイプ)の関連付け情報などが保存されている

HKEY_DYN_DATA:システムのステータス情報が保存されている

HKEY_USERS:ユーザー別設定情報のもととなる情報が保存されている

HKEY_CURRENT_USER:ユーザー別の設定情報が保存されている

レジストリの表示、編集にはレジストリエディタ「Regedit.exe」を使用する

「スタート」>「ファイル名を指定して実行」>「REGEDIT」と入力して[Enter]キーを押す

5-3、Windows不安定の要因となるレジストリ

レジストリは、Windowsの使用とともに、中にある情報が整然と並ばなくなっていき、肥大化していく。レジストリのサイズが大きくなれば、情報の参照や更新に時間がかかるようになる。また以下のようなことでレジストリに不具合が生じることもある。

既存のアプリケーションのアンインストールの不備

新しくアプリケーションをインストールする際に、他のプログラムを起動させたままインストールしたため、正常なインストールが行われなかったなどのインストールの不備

5-4、レジストリ関連ユーティリティソフト

レジストリの保守ツール「Scanreg」

Windows 98 以降に付属のツールで、レジストリ内に蓄積された無効なエントリや未使用領域を発見し、それらを削除して、レジストリを浄化してくれる。Windows 98のルートディレクトリ、デフォルトで[C:\Windows]、の中にある「scanregw.exe」実行すればよい。定期的に実行すればレジストリにごみが残らないきれいな状態を維持できる。

不要なレジストリ項目を削除するツール

○RegCleaner

レジストリ項目を見やすく一覧表示して、不要なレジストリ項目を自動または手動で削除することができる。Windows 95/98/NT 4.0/2000対応のフリーソフト。

説明とダウンロード

○EasyCleaner

無効レジストリや、一時ファイルを検索し削除できるフリーソフト。表示は英語だが、使い勝手がいい。

説明とダウンロード

5-2、レジストリのバックアップ

Windows 95は起動時にレジストリを自動的にバックアップしており、USER.DATはUSER.DA0に、SYSTEM.DATはSYSTEM.DA0にバックアップされる。

なおUSER.DAT・USER.DA0、SYSTEM.DAT・SYSTEM.DA0は全て隠しファイル・システムファイル・読み取り専用という属性になっている。デフォルトの設定では「エクスプローラー」で探しても、「検索」で探しても見当たらない。エクスプローラーのファイルの表示オプションで「すべてのファイルを表示」設定をすることで見ることができる。

5-3、レジストリのトラブルシューティング

○レジストリファイルの交換

壊れたレジストリがあってWindowsが起動しない場合、起動ディスクで起動し、上記で述べたレジストリのバックアップファイルと交換することでWindowsが正常に起動する可能性もある。以下に参考までにその方法を記述しておく。Windows起動に問題が生じてその解決を図る場合には、熟練者にアドバイスを仰ぐのが賢明の策である。

起動ディスクで起動するとMS-DOSモードでコンピューターが起動する。(MS-DOSモードとは真っ黒な画面にC:\Windows>といったコマンドを入力して作業するもの)

C:\Windows>に続けて以下のコマンドを入力する

1) Attrib-h-r-s system.dat
system.datファイルの隠しファイル・システムファイル・読み取り専用の属性を取り除く

2)Attrib-h-r-s system.da0
system.da0ファイルの隠しファイル・システムファイル・読み取り専用の属性を取り除く

3)Copy system.da0 system.dat
バックアップファイルsystem.da0をsystem.datに上書きコピーする

4)Attrib-h-r-s user.dat
user.datファイルの隠しファイル・システムファイル・読み取り専用の属性を取り除く

5)Attrib-h-r-s user.da0
user.da0ファイルの隠しファイル・システムファイル・読み取り専用の属性を取り除く

6)Copy user.da0 user.dat
バックアップファイルuser.da0をuser.datに上書きコピーする

コンピューターを再起動すると、レジストリのバックアップが正規のレジストリとして作動する。

○Windows起動ディスクの作成方法

1)コントロール パネル>アプリケーションの追加と削除

2)「起動ディスク」タブを開く>「ディスクの作成」をクリック

 

第六章 Windowsのフリーズと保守

6-1、フリーズ

パソコンを使っているとき、アプリケーションが突然止まり、キーボード操作やマウスクリックが全く効かなくなった状態のことを「フリーズ」あるいは「一般保護違反」、「クラッシュ」、「アプリケーションクラッシュ」、「例外エラー」などという。これはプログラムがシステムの状態を侵したときに生じる。またプログラムがそのメモリアドレスの部分ではないメモリにアクセスしようとしたときに生じる。これはアプリケーションの不具合がOS自体の動作に悪影響を与えることを防ぐ緊急避難的な措置といえる。

フリーズしたプログラムはなお走っているが、システムに反応しない状態である。この場合そのアプリケーションを強制的に終了させるしかない。プログラムが重要なリソースを使用しながらフリーズした場合、そのリソースを必要とする他のプログラムも固まってしまう。この場合はWindowsを再起動せざるを得ない。

一般保護違反のメッセージが出てきた場合には「閉じる」ボタンをクリックすると自動的にアプリケーションが強制終了される。(「閉じる」を押すしかない。)そうでない場合はCtrl + Alt + Delキーを押す。「プログラムの強制終了ダイアログボックス」が現れるので終了させたいプログラムを選択して「終了」ボタンをクリックする。さらにもう一度Ctrl + Alt + Delキーを押すとパソコンは再起動される。

プログラムの強制終了

フリーズした場合に一番困るのが、その時点までに作業していて、未保存の文書などが消えてしまうことである。ただWordのように強制終了した後に開くとある程度保存された状態で、修復されたファイルとして出てくることもある。

フリーズの予防策

同時に開いているアプリケーションやファイルを減らす

Windows 95編3であげたレジストリの保守を定期的に行う

以下にあげるWindows保守ツールを定期的に実行する

オプション

メモリの増設

OSをWindows NTあるいは2000にする

6-2、Windows保守ツール

○スキャンディスク

スキャンディスクはディスクの物理的な破損状態やファイルの破損状態を調べるツールである。Windows 95を使用していると、強制終了などの不正な処理などが積み重なって一部データが破損する場合がある。ディスクの問題としては以下のようなものがあげられる。

クロス リンク ファイル:2つ以上のファイルがそれらのデータがどこにあるのか混乱するようになった場合に起こる。クロス リンク ファイルは両方とも、同じデータ エリアを指す。2つのファイルのうちの1つが正確なデータ エリアへのポイントをもはやせず、復元不可能なので、重大なエラーのうちの1つである

バッド スポット:フロッピーディスクあるいはハードドライブのいずれか上で生じ、プログラムあるいはデータ ファイルが正確に働くのを妨げる。それは時々読むことができ、データがよいスポットへ移動することもある。しかし、復元不可能になることもある。

失われたクラスタ:データ エリアが新しいファイルによって利用可能として正確に識別されない場合、生じる。それらのステータスが解決されるまで、失われたクラスタはファイル用に使用することができない。

上記のような問題を防ぐあるいは解決するためにアクセサリのシステム ツールにスキャンディスクがある。定期的にスキャンディスクの「完全」をかけるとWindowsの問題の予防につながる。

  1. 開いているアプリケーションやファイルをすべて閉じる
  2. スタート>プログラム>アクセサリ>システムツール>スキャンディスクを選択
  3. 「完全」を選択し、「エラーを自動的に修復」がチェックされていることを確認して、「開始」をクリック。終了するまで、PCをそのままにしておく。

○デフラグ

Windows 95はハードディスクにランダムにデータを書き込んでいくので、使用につれてデータが散乱し、データの読み込みに時間がかかるようになっていく。デフラグはハードディスク中のデータの断片化を解消する機能で、データを効率よく起動できるように配置してくれる。デフラグもスキャンディスク同様定期的に行うべきものである。

  1. 開いているアプリケーションやファイルをすべて閉じる
  2. スタート>プログラム>アクセサリ>システムツール>デフラグを選択
  3. Cドライブが選択されていることを確認して、「OK」をクリック
  4. 「ドライブCはx%が断片化されています。」というメッセージが現れたら、「開始」をクリックする
  5. 100%完了するまでPCをそのままにしておく

◆スキャンディスクとデフラグを実行するのに便利な無料ソフトウェア

すっきり!! デフラグ

自動的にコンピュータを再起動し、Windowsの起動時に同時起動してしまう各種プログラムを起動しない状態でデフラグやスキャンディスクなどのプログラムを実行させることができる。

 

第七章 Windows 95のネットワークの設定

パソコンを単体で使用する場合にはネットワークの設定というものは不要である。しかしインターネットや電子メールをはじめ、他のコンピューターと通信しながら使用する場合にはネットワークの設定が必要である。ただしインターネットプロバイダーなどが提供するインターネット接続用のプログラムをインストールすると自動的にインターネット接続に必要なネットワーク設定がなされるので、普通はネットワークの設定を自ら行う機会はそれほどない。

7-1、ネットワーク設定プログラム

ネットワーク設定プログラムを開くには以下の2つの方法がある

デスクトップ上の「ネットワークコンピューター」を右クリックして出てきたプルダウンメニューのプロパティをクリックする

「コントロール パネル」の「ネットワーク」プログラムを開く

ネットワークの設定 「ネットワークの設定」タブの「現在のネットワーク構成」フィールドに現在のネットワーク構成が示される。ネットワーク構成要素を追加する場合には「追加」ボタンをクリックして、「クライアント」、「アダプタ」、「プロトコル」、「サービス」オプションで必要なネットワーク構成要素をインストールできる。

 

 

 

 

7-2、クライアント

クライアントではWindowsパソコンをクライアント コンピューターとしてサーバーに接続して使用する場合のクライアント プログラムをインストールできる。ネットワーククライアントの選択

主なもの

Microsoft:Microsoftネットワーククライアント(NTドメインあるいはWindowsワークグループ)

Microsoft:NetWareネットワーククライアント(Novellサーバーネットワーク)これをインストールするとプロトコルIPX/SPXが同時にインストールされる。

Microsoft:Microsoftファミリログオン(1台のWindows 98パソコンを何人かで別々のユーザーとして共有し、起動時にユーザー名を選んで起動させたい場合に使用する)

7-3、アダプタネットワークアダプタの選択

「アダプタ」ではネットワークカードのドライバの追加や削除をできる。ネットワークカードとは2台以上のパソコンを物理的に接続したLANを構築する際、他のコンピュータと接続するための機能をパソコンに追加するための拡張ボード、または拡張カードのことである。デスクトップ型パソコンの場合は拡張スロットに、ノート型パソコンの場合はカードスロットに差し込んで使用するものである。

7-4、プロトコル

「プロトコル」では通信をするためのデータ表現形式ややり取りの手順等であるプロトコルを追加や削除をできる。プロトコルとは例えると会話の言葉のようなものである。使用する言語が異なると会話できないようにコンピューター間の通信でも使用するプロトコルが異なると通信できないので、ネットワークで使用されるプロトコルをインストールする必要がある。

Windowsで使用される代表的なプロトコルは以下の3つである

TCP/IP:インターネットの標準プロトコルであり、現在最も普及しているプロトコル。インターネット接続に必須のプロトコル

IPX/SPX:ノベル社 NetWareサーバーを使用したネットワークで使用されるプロトコル

NetBEUI:Windowsパソコンのみの小規模なネットワークでファイルやプリンタを共有したりするのに使用される。

ネットワーク プロトコル

7-5、サービス

最近では家庭内でも二台以上のパソコンを接続してLANを構築するといったことが増えているようである。LANを構築する利点は何といっても、プリンタやファイルの共有である。その他にはISDN回線とルーターを使用して、LANに接続しているパソコンが同時にインターネット接続できるというものもある。プリンタやファイルの共有をする際に必要なのが共有サービスのインストールである。

共有サービスのインストール方法

Microsoftネットワーク共有サービスネットワーク構成ファイルの追加で「サービス」を選択し、Microsoftネットワーク共有サービスを選択して、「OK」をクリックする。

 

 

 

ファイルとプリンタの共有「ファイルとプリンタの共有」ボタンをクリックし、必要に応じて「ファイルを共有できるようにする」と「プリンタを共有できるようにする」チェックボックスにチェックを入れて、「OK」をクリックする。

 

共有プロパティ共有サービスをインストールすると、フォルダのプロパティに「共有」タブが追加され、共有の設定ができるようになる。基本的に共有フォルダ内のファイルは全て共有できるようになる。

 

 

 

 

 

7-6、優先的にログオンするネットワークの設定

「優先的にログオンする」の選択ボックスで優先的にログオンするネットワークの設定を行うことができる。

Windows NTサーバーでユーザー認証をしているネットワークの場合、Microsoftネットワーククライアントを選択する。一方、ノベルNetWareサーバーでユーザー認証をしているネットワークの場合、NetWareネットワーククライアントを選択する。パソコンをネットワークで使用しない場合にはWindowsログオンあるいはWindowsファミリログオン(Windows 98)を選択すればよい。ネットワーククライアントのプロパティ

Windows 9xをドメイン(Windows NTサーバーを中心としたネットワークのグループ)で使用する場合にはMicrosoftネットワーククライアントのプロパティを開き、「Windows NTのドメインにログオンする」チェックボックスにチェックを入れて「Windows NTドメイン」の名前を入力する。

 

 

 

 

第八章 Windows 95におけるTCP/IP

TCP/IPはOS、ファイルシステム、ハードウェア、アプリケーションにかかわらず通用する標準プロトコルである。インターネットを使用する際に必ずお世話になっているプロトコルである。

8-1、IPアドレス

IPアドレスとはインターネットなどネットワーク上のパソコンなどの装置が通信する際に所在を明らかにするための識別番号である。32ビットの2進数からなり、通常は8ビットずつ4つに区切ってあらわされる。一区切りをオクテットという。ちなみにビットとはコンピュータで扱うデータの最小単位であり、0か1かの情報のことである。

IPアドレスはどのネットワークに含まれるかを示す「ネットワークアドレス部」と、そのネットワークの中のどの装置かを示す「ホストアドレス部」から構成されている。ネットワークアドレス部はアパートの住所、ホストアドレス部はそのアパートの部屋番号に例えることができる。

IPで通信するパソコンなどの装置にはすべてこのIPアドレスが割り当てられる必要がある。インターネットに接続されている場合、同じIPアドレスをもつパソコンがインターネット上に存在してはならない。ちょうど別な所にある建物に全く同じ住所を当てることができないようにである。世界的にはNetwork Solutionsが、日本では社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)が管理している。Network SolutionsやJPNICはネットワークアドレス部を管理し、申請のあったインターネットプロバイダーなどに割り当てる。ホストアドレス部はインターネットプロバイダーの中で管理され、顧客企業や一般ユーザーに割り当てられる。

○2進法(二成分系)

2進法とは0と1の2つの数字で数値を表現する方法のことである。コンピュータを制御するコードは、この2進法で表現された数(2進数)のデータ(バイナリコード)として解釈され、実行される。

131.107.2.200 : IPアドレスの例
10000011.01101011.00000010.11001000 : 上記のIPアドレスのバイナリコード

8桁の2進数で10進数の0から255までの数字情報を扱える。仕組みは以下のようになっている。8桁のそれぞれを2のn乗と考え、1であれば、その場の2のn乗、0であれば0とするのである。

2の7乗

2の6乗

2の5乗

2の4乗

2の3乗

2の2乗

2の1乗

2の0乗

128

64

32

16

8

4

2

1

 

128

64

32

16

8

4

2

1

 

1

0

0

0

0

0

1

1

128+2+1=131

0

1

1

0

1

0

1

1

64+32+8+2+1=107

0

0

0

0

0

0

1

0

2

1

1

0

0

1

0

0

0

128+64+8=200

○バイナリコードの求め方

アクセサリーの電卓で電卓の種類において関数電卓を選択する。数字を入力後、左上の選択肢の「2進」を選択すると入力した数字のバイナリコードが表示される。再び「10進」を選択すると本来の計算機に戻る。注意としては頭に0がついた場合は最初の1までの0は省略される。IPアドレスのオクテットのバイナリコードは8桁であることを念頭に入れておけばよい

○IPアドレスのクラス

IPアドレス32ビットをどのようにネットワークアドレス部とホストアドレス部に割り当てるかはネットワークの規模などにより以下のように分けられている。

クラスA:大規模ネットワークに使用される

先頭1ビットが0、始めのオクテットが1から126(00000001―01111110)

―――./―――.―――.――― : ネットワークアドレス部/ホストアドレス部 

クラスB:中規模ネットワークに使用される

先頭2ビットが10、始めのオクテットが128から191(10000000―10111111)

―――.―――./―――.――― : ネットワークアドレス部/ホストアドレス部 

クラスC:小規模ネットワークに使用される

先頭3ビットが110、始めのオクテットが192から223(11000000―11011111)

―――.―――.―――./――― : ネットワークアドレス部/ホストアドレス部 

○IPアドレスの制限

ネットワーク中に同じアドレスがあってはいけない

ホストIDがすべて0あるいは1になってはいけない

ネットワークIDがすべて0あるいは1になってはいけない

IPアドレスに255以上の数を割り当てられない

8-2、TCP/IPユーティリティ

TCP/IPとともにインストールされるいくつかのユーティリィティおよびアプリケーションがあり、診断の機能を提供する

WINIPCFG IP設定WINIPCFG:IPアドレス、サブネット マスク、デフォルトゲートウェイ、WINSサーバー アドレス、MACアドレス、DHCPサーバー アドレス、DHCPリース権期限のようなIP設定を確認するためのGUIユーティリィティ

MS-DOSプロンプトを開き、上記のコマンドを入力し[Enter]キーを押すと右図のようなIP設定情報を得ることができる。

PING:接続を確認するためのユーティリィティ

MS-DOSプロンプトを開き、上記のコマンドに続いてスペースを空けインターネットのウェブサイトのURLやネットワーク上のパソコンのIPアドレスあるいはコンピューター名を入力し[Enter]キーを押すとReply(指定先からの返答)あるいはRequest timed out(返答なし)という結果を得る。URLを指定する場合はhttp://をつけない。