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第十二章 Windows NT環境設定

12-1、Windows NTレジストリ

レジストリとはハードウェアのデバイスドライバ設定からアプリケーション設定まで、コンピュータに関するあらゆる設定情報を集中管理するデータベースのことである。Windowsのシステムはレジストリの情報をもとに動作する。

レジストリに含まれている情報

ハードウェア プロフィール:Windows NT起動時に有効あるいは無効にされるハードウェア デバイスとサービスのリスト
ユーザープロファイル:ユーザーごとの全てのWindows NT環境設定
ロードするべきデバイス ドライバとロードされる順序を決定する情報
インストールされたデバイス ドライバ、アプリケーション、ネットワーク プロトコル
ネットワーク アダプター カード設定

レジストリはディスク上のフォルダーおよびファイルの階層的構造に似た階層的構造で組織されている。

レジストリは以下の5つのサブ ツリーから構成されている。

HKEY_LOCAL_MACHINE:ハードウェア情報を保存
HKEY_USERS:以前にログオンした全てのユーザ情報を保存
HKEY_CURRENT_USER:現在のユーザ設定を保存
HKEY_CLASSES_ROOT
HKEY_CURRENT_CONFIG:起動時に使われるハードウェア プロフィールに関する情報を保存

12-2、レジストリー エディターを使用してのシステム設定の修正

Windows NTレジストリー エディターによって管理者は手動でレジストリを編集することができ、レジストリの内容を表示させてトラブルシューティングすることができる。レジストリー エディター(Regedt32.exe)はシステム ルート フォルダー(デフォルトではC:\Winnt)内にある。レジストリー エディターを使用して値を変更する場合、注意しなければならない。Windows NTの再インストールが必要になるような重大問題を引き起こすことがある。ほとんどの設定変更はコントロール パネルあるいはシステム ポリシー エディターによって可能である。

○Windows 95レジストリー エディター

Windows NTはWindows 95レジストリー エディター(Regedit.exe)も持っている。Regedit.exeはレジストリのキーや値やデータを見つけることを可能にするより強力な検索エンジンを含んでいる。

12-3、コントロール パネルを使用しての設定の修正

1) ユーザごとの設定

ユーザはコントロール パネルのプログラムによって自分の環境を管理することができる。

コントロール パネル プログラムによる変更は、ログオン ユーザーのローカル プロフィールに収納される。ユーザー環境はユーザー プロファイルに最後に保存された設定によって構成される。

2) コンピューター設定

コントロール パネル プログラムはコンピューター設定を形成するためにも使用される。

ネットワーク:ネットワーク アダプター カード、プロトコル、ソフトウェアのインストールまたは削除、そしてネットワーク バインディングの形成に使われる。
SCSIアダプター:インストールされているSCSIアダプターおよびドライバーの表示、SCSIアダプター ドライバーの追加と削除に使われる。
サーバー:コンピューターの共有リソースに誰が接続しているかを表示し、リプリケーションと開いているファイルをコントロールするのに使われる。
サービス:サービスの開始、一時停止、停止に使われる。
UPS:無停電電源装置(UPS)のインストールと設定に使われる。

3) システム設定

システム:仮想記憶、環境変数、ハードウェア プロフィールのようなコンピューターの起動時の設定をコントロールする。

システム プログラム オプション

起動/シャット ダウン タブ

システム起動:コンピューターに複数のオペレーティング システムがインストールされている場合、起動時に表示される。デフォルトのオペレーティングシステムが自動的に始まるまで待つ秒数を設定することができる。デフォルトの設定は30秒である

Recovery:STOPエラー(Fatal System Error)が生じた場合のタスクを設定するオプションがある

ハードウェア プロフィール タブ

ハードウェア プロフィールはデバイスとサービスの設定を保存する。ポータブル コンピューター ユーザーは各状態(ネットワークにつながった状態とそうでないときなど)のためのハードウェア プロフィールをつくることができて、適当なプロフィールを選ぶことができる。ハードウェア プロフィールは、デフォルトのハードウェア プロフィールをコピーして、それから修正することによってつくられる

パフォーマンス タブ−仮想記憶ダイアログ ボックス

Windows NTインストール時、最も多くの空きディスク容量をもつパーティションに仮想記憶ページング ファイル(Pagefile.sys)を作成する

○ページング サイズ

Windows NT Server:デフォルトのページング ファイル サイズは物理メモリに等しいサイズで、RAMが22MB未満であれば、デフォルトのページング ファイル サイズは22MBか利用可能なディスクのスペースのより小さいほうである。

Windows NT Workstation:ページング ファイル サイズは、RAMサイズに12MBをたしたものか利用可能なディスクのスペースのより小さいほうである。

最小サイズは2MBで、典型的ページング ファイルは24MB以上である。

○パフォーマンスの増強

システムが多数のハード ディスクを持っている場合、ページング ファイルをそれぞれのディスクに作成する
ページング ファイルをシステム ルートフォルダーを含むドライブから移動させる
システムが要求する最適のサイズにページング ファイルの初期サイズをセットする