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第二十四章 Windows NTブート プロセス

24-1、ブート シーケンス ファイル

インテルx86コンピューターでは以下のファイルはシステム パーティションのルートフォルダーになければならない。

Ntldr:隠し読み込み専用のシステム ファイルがオペレーティング システムをロードする

Boot.ini:インテルのx86ベースのコンピューターでBoot Loader Operating System Selectionメニューを構築するために使用される読み出し専用のシステム ファイル

Bootsect.dos:Windows NTの代わりに別のオペレーティング システムが選ばれた場合、Ntldrによってロードされる隠しシステム ファイル。Windows NTをインストールする前にハードディスクの上にあったブート セクターを含む

Ntdetect.com:利用できるハードウェアを調べて、ハードウェアリストをつくるために使用される隠し読み込み専用システムファイル。この情報は、ブーツ過程の後、レジストリに加えられるためにNtldrへ渡される

Ntbootdd.sys:システムがSCSIアダプターのBIOSが無効のSCSIハードディスクからブートする場合のみ使用される隠し読み出し専用システム ファイル。このドライバーはWindows NTブート シーケンスの間、SCSIアダプターに付属のデバイスにアクセスする

Ntoskrnl.exe:Windows NTカーネル ファイルで、systemroot¥System32フォルダーに存在する

24-2、ブート プロセス エラー

Ntldrファイルが見つからない場合、以下のメッセージがBoot Loader Operating System Selectionメニューの前に現れる:

BOOT: Couldn't find NTLDR

Please insert another disk.

Ntdetect.comが見つからない場合、以下のメッセージがBoot Loader Operating System Selectionメニューの後、(同じスクリーンで)現れる:

NTDETECT v4.0 Checking Hardware...
NTDETECT failed

Ntoskrnl.exeが見つからない場合、以下のメッセージがLast Known Goodプロンプトの後、現れる:

Windows NT could not start because the following file is missing or corrupt:
\winnt root\system32\ntoskrnl .exe
Please re-install a copy of the above file.

Bootsect.dosが複数のブート設定で欠けていて、ユーザーがMS DOSベースのシステムをブートしようとする場合、以下のメッセージがBoot Loader Operating System Selectionメニューの後、(同じスクリーンで)現れる:

I/O Error accessing hoot sector file
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(l) :\bootss
NONCRITICAL ERROR

24-3、Boot.ini問題のトラブルシューティング

The Advanced Risc Computing (ARC)パスはBOOT.INIに位置し、NTLDRがどのディスクにオペレーティング システムが存在するか決めるのに使用する

multi(x):OSが存在するディスクコントローラーを識別する。(0)から割り当てられる

scsi(x):OSが存在するBIOS無効のSCSIコントローラーを識別する。(0)から割り当てられる

disk(x): multiの設定においてはこの値が常に0 。scsiが用いられている場合、OSを備えたディスクのSCSI ID番号

rdisk(x): OSが存在するディスクを識別する。(0)から割り当てられる

partition(x): OSが存在するパーティションを識別する。(1)から割り当てられる

ウィンドウズNTがデフォルトパス上にインストールされる場合、Boot.iniは必要ない

デフォルトパス:multi(0)disk(0)rdisk(o)partition(1)\winnt

Boot.iniファイルを編集し、Boot.iniファイルの[オペレーティング システム]セクションのWindows NTエントリーの後に/SOSスイッチを加えると、ロードされるドライバー名が表示され、起動上の問題のトラブルシューティングに役立つ。VGA起動オプションはデフォルトで/SOSを加える

24-4、Windows NTブート ディスクの作成

ブートディスクを作成したいNT Workstationでフロッピーディスクをフォーマットし、以下のファイルをコピーする:

NTLDR、NTDETECT.COM、BOOT.INIとNTBOOTDD.SYS(BIOS無効のSCSIアダプター付きのコンピュータの場合)

24-5、Last Known Good Configuration

Windows NTはコンピューターを起動するのに2つの設定を提供する

デフォルト:コンピューター シャット ダウン時に保存された設定

Last Known Good Configuration:最後にコンピューターに正常にログオンした際に保存された設定

起動上の問題があり、それが設定変更と関連があると思われる場合、ログオンせずに、コンピュータをシャットダウンし、再起動する。そして、Hardware Profile/Last Know GoodメニューからLast Know Goodを選ぶ。

Last Known Good Configurationでの起動は、新しく追加したハードウェア用のドライバーが不適切であったというような問題を元に戻す方法を提供する。しかし壊れているか見つからないドライバーまたはファイルに起因する問題を解決することはできない。

ディスプレイの問題がある場合、コンピュータを再起動し、VGA Modeを選択し、コントロール パネルのディスプレイ オプションを使用することによってディスプレイ設定を変更することができる。

24-6、Emergency Repair ディスク

Emergency Repairディスク ユーティリィティ(Rdisk.exe)によってRepair情報を更新あるいは新しいEmergency Repairディスクを作成できる。Rdisk.exeはroot¥System32にある。

Emergency Repairディスク ユーティリィティ

Emergency Repairディスクを使う場合、NTインストール ブート ディスクでサーバーを起動し、Emergency RepairディスクでNTを修理するを選ぶ。

起動上の問題がある場合、ブートセクター、起動環境やレジストリ ファイルの検査および修正にemergency repairプロセスを実行させることができる。Windows NT起動に必要なファイルが壊れているか見つからない場合、emergency repairプロセスはそれらを取り替えるか、回復させる。しかしemergency repairプロセスによって、全てのディスク問題を修正できるとは限らない。例えば、Master Boot Recordを検査および取り替えることはできない。

/sスイッチがRdisk.exeと共に使用される場合、Emergency Repairディスク プログラムはユーザー アカウントおよびファイル セキュリティをバックアップする。ユーザー アカウント データ ベースを回復するためには、セット アップ ディスクでコンピューターを起動して、入力を促された時、修正オプションを選択する。その後、レジストリ ファイルを検査するためにEmergency Repairディスクを挿入する。セキュリティ ポリシーを検査し回復したい場合、セキュリティを選ぶ。ユーザー アカウント データ ベースを検査し回復したい場合、SAMを選ぶ。ユーザー アカウント データ ベースを回復した後、全てのアカウントはEmergency Repairディスクが作成された時点の状態になる。