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第九章 Windows NT ネットワークにおける印刷

9-1、Windows NT 印刷用語

プリントデバイス(Print Device):一般的にプリンタと呼ばれている実際のハードウェア
プリンタ(Printer):OSとプリントデバイスの間のソフトウェアインターフェース。印刷プロセスのさまざまな設定
プリントサーバー(Print Server):プリンタソフトウェアを実行するコンピューター
キュー(Queue):印刷を待機しているドキュメントのグループ
プリントスプーラ(Print Spooler):ドキュメントの受信、処理、スケジューリング、および配信を実行するDLLの集合
スプーリング(Spooling):印刷ジョブをディスク上のファイルに書き込むプロセス

9-2、Windows NT ネットワークの印刷設定

○プリントデバイスのネットワークへの接続

Windows NT ネットワークでプリンタデバイスをネットワークにつなげるには以下の方法がある。

ネットワークカードのついたプリント デバイスを使用する。
プリントデバイスのネットワークカード直接ケーブルを差し込んでネットワークにつなげる。

プリントサーバー デバイスを使用する。
プリントサーバー デバイスはネットワークにつながったコンピューターの代わりにプリントデバイスとネットワークをつなぐための装置である。

プリントサーバー デバイスの例:インテルNetport Expressプリントサーバ

ネットワークに接続したコンピューターを使用する。
ネットワークに接続したコンピューターにプリンタデバイスを接続する

○プリンタの追加

プリントデバイスが Windows NT ハードウェア互換性リスト(HCL)にあれば、必要なドライバは Windows NT に含まれる。

プリントデバイスのネットワークへの接続方法に従ってプリンタの設定の手順は異なってくるが、まずは以下の手順でプリンタの追加ウィザードを起動して、プリンタの設定を始める。
スタート>設定>[プリンタ]>[プリンタの追加]

印刷共有既存のプリントデバイスを共有する場合

スタート>設定>[プリンタ]>プリンタを選択>[ファイル]メニューの共有

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9-3、印刷アクセス権

フルコントロール:共有の設定、プロパティの変更、アクセス権の変更、プリンタの削除+「ドキュメントの管理」

ドキュメントの管理:全てのドキュメントの管理、印刷の一時停止、再開、削除+「印刷」

印刷:印刷、自分のドキュメントの印刷の一時停止、再開、キャンセル

アクセス権なし

デフォルトでは Everyone グループに「印刷」アクセス権が与えられている。

プリンタ セキュリティスタート>設定>[プリンタ]>プリンタを選択>[ファイル]メニュー のプロパィ>[セキュリティ]タブ> アクセス権 >[プリンタのアクセス権]ダイアログボックス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

印刷アクセス権

9-4、クライアントの設定

Windows NTとWindows 95クライアント

共有プリンタに接続すれば、プリンタドライバはプリンタサーバーから自動的にコピーされ、印刷できる

その他のクライアント

適切なプリンタドライバをクライアントコンピューターにインストールする必要がある。Macintosh、NetWare、Unixの場合、プリントサーバーにも適切なサービスがインストールされている必要がある

9-5、プリンタプール

プリンタプール:プリンタサーバーの複数のポートを経由して複数のプリントデバイスに接続される一つのプリンタ

プリンタプールを使用すると複数のプリントデバイスを一つのプリンタから管理できる。プールされる全てのプリントデバイスは同一のプリンタドライバを使用する必要がある

[プリンタ]ウィンドウ > プリンタの選択 >[ファイル]メニューのプロパティ >[プロパティ]ダイアログボックス >[ポート]タブ > プリンタプールを有効にする > ポートの選択

9-6、プリンタのスケジューリング

同じプリントデバイスを共有しているユーザーあるいはグループにより印刷内容や必要性が違うことがある。そのような場合、ユーザーあるいはグループごとに別のプリンタを設定し、プリンタの印刷可能時間の設定、優先順位の設定、印刷処理方法の設定をし、それぞれのニーズに合わせる。

プリンタ スケジュール[プリンタ]ウィンドウ > プリンタの選択 >[ファイル]メニューのプロパィ >[プロパティ]ダイアログボックス >[スケジュール]タブ

[スケジュール]タブのダイアログボックスで印刷可能時間の設定、優先順位の設定、印刷処理方法の設定を操作できる

○印刷可能時間の設定

デフォルトでは常に使用可能になっている。[開始]をチェックし、使用可能時間帯を設定できる

○プリンタ間の優先順位の設定

優先順位は1から99まであり、デフォルト設定の1が最も低い優先順位

○印刷処理方法オプション

印刷ドキュメントをスプールし、プログラムの印刷処理を高速に行う
プリンタに直接印刷データを送る

9-7、プリンタの管理

プリンタの一時停止、再開、印刷ドキュメントの削除

[プリンタ]ウィンドウ > プリンタを選択し、ダブルクリック >[プリンタ名]ウィンドウ >[プリンタ]メニュー

一時停止をクリックすると、その横にチェックマークがつきプリンタは一時停止する。プリントデバイスに問題がある場合使用する。一時停止のチェックマークをはずすとプリンタは再開する。

印刷ドキュメントの削除をクリックすると、全ての印刷ドキュメントが削除される

ジョブが印刷されず、削除されない場合、プリント スプーラが止まっている可能性がある。解決には、コントロールパネルを開き、サービスを選び、スプーラ サービスを停止し、再起動する。