日常生活では西暦を使うが、祝祭日はユダヤ暦に基づいて行なわれる。ユダヤ暦は太陽暦の西暦より一年が10〜11日短い。しかし春の祭りが秋や冬になってしまうと困るので7年に3回という割合で閏月を加えて調節する。9月
ロシュ、ハシャナ
年の始めの意、角笛の音で明ける元旦。今年一年が良い年になるように蜂蜜をかけたりんごやパン、魚の頭、ざくろなどを食べる。
9月 ヨムキプール(大贖罪日)
ユダヤ教徒は新年から10日間悔い改めをするが、10日目は大贖罪日で、悔い改めの祈りと断食をして1日を過ごす。この日の前に祈祷文を読みながら、鶏を頭の上で3回回す。その鶏が自分の罪を取り除いてくれるというのである。この日商店はもちろん、官庁、空港など全てが休みとなり、街は聖なる静けさに包まれる。
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10月 スコット(仮庵祭)
イスラエル民族が出エジプト後8日間仮庵住まいだったことをしのぶもの。草ぶきの小屋を建てて、その中で食事をする。四種類の草と七種類のフルーツを供えて、小屋の中をいろいろ飾りつける。
10月 シムハット、トーラー
トーラー(ユダヤ教の教典)を一週に一節ずつ読み、一年で完読する。この日一年読み続けたトーラーに感謝して、大きなトーラーを持って踊る。正式なトーラーは巻物になっている。
12月 ハヌカ (宮潔めの祭)
12月中旬の8日間8枝の燭台に毎日一本ずつ増やして火を灯す。期間中はパーティーをしたり子供たちはプレゼントをもらう。紀元前164年ギリシアの支配下にあったユダヤ民族は自治独立を勝ち取るための戦いを始める。神殿に灯りを灯し続けなければ勝利できないという中次の油が届くまでの8日間ユダマカビーが差し出したわずかな油で燃え続けたという奇跡を記念してのお祭りである。
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4月 ペサハ(過越しの祭)
ユダヤ教三大祭りの一つで、エジプトで奴隷だったイスラエルの民が神によってモーセに率いられ、エジプトから救いだされたことを祝う祭り。期間中はイースト菌の入ったパンは禁じられ、マツオットというクラッカーのようなものを食べる。
4月 イスラエル独立記念日
1948年の建国を祝い、国中の人が独立の苦労と喜びを分かち合う。
5月 ラグバオメル 5/7
バルコフがローマ兵に勝利をおさめた日。子供たちが夜たいまつをたいて祝う。
7〜8月 テイシュアベアヴ
BC60年以降ローマの支配を受けていたユダヤ民族がAD66年に反乱を起こしローマ軍の撃退を計ったが、70年に鎮圧されエルサレムは陥落した。この時の第二神殿崩壊を嘆き、ユダヤ教徒はわずかに残っている神殿跡(嘆きの壁)で祈りを捧げ、断食する。
バルミツバ&バトゥミツバ(成人式)
イスラエルでは男子13才、女子12才になると大人としてユダヤ教の戒律にのっとった生活ができる年齢になったことをユダヤ社会から認められ祝福される。トーラーの中からその週のパラシャー(区分)を公衆の面前で朗読する。嘆きの壁の前でこの儀式を見かけることがある。