イスラエル国防軍

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イスラエルで驚くことのひとつに至るところで軍服姿の若者を見かけることである。しかも銃を手にしている。安息日前のバスに乗ると安息日を家族と共に過ごすために家路を急ぐ多くの銃を片手にした軍服姿の若者と乗り合わせる。日本では目にしない光景である。お隣の国韓国でも似たような光景を見かけるが、大きく違うのはイスラエルでは軍服姿の女性も見かけることである。

このような光景の背後には次のような事情がある。イスラエルのユダヤ人には18才から男性3年間、女性21ヶ月間の兵役義務が適用される。その後も男性51才、女性24才になるまで毎年年間最高39日予備兵として兵役に就かなければならない。

イスラエル国防軍(IDF)は1948年のイスラエル建国と共に創設され、現在まで5度にわたる周辺諸国との戦争を経験した。またテロとの戦いは現在でも続いている。有事の際には予備兵も召集され部隊を編成する。予備兵の召集は国内のみならず国外でも行われることがあるようである。最近国防軍は国外にいる45歳以下の予備役兵を召集するための事務所を、国外の9都市に設置し、全面戦争などが発生した場合に緊急に兵士を集める体制を取っているそうである。

2000年度国防費に95億ドル(+米国からの軍事援助18億ドル)費やされた。ちなみに日本は2000年度防衛費に約5兆円費やしているので、額だけを見ると日本のほうが多く費やしているわけであるが、国家予算全体から見るとイスラエルの国防費に費やしている割合は非常に大きいものである。

2000年間流浪の民として世界をさまよい、ようやく建国したイスラエルを再び失うことはできないというユダヤ人の切実さをイスラエル国防軍に見ることができる。そのようなイスラエル国防軍と故郷を追われた恨みを持つパレスチナ人との間で争いは簡単には収まらないであろうが、互いの繁栄のために前進的に進んでほしいものである。

 

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