イスラエル郵便事情

ユダヤ暦
安息日
コーシェル
ベーグルとピタ
イスラエルの気候
ダイヤモンド産業
学生の英語力
ハイテク立国
復活
イスラエル国防軍
多種多様性
年末年始
イスラエル郵便事情

サイトマップ

 

 

年末はお歳暮やクリスマスなど何かと贈り物をすることの多い時期である。イスラエルで過ごしていたときにイスラエルらしさを感じたというか驚かされたことの一つにイスラエルで小包を受け取るときであった。

日本でイスラエルというとまず思い浮かぶのが危ない所、戦争状態にある所というイメージではないだろうか。場所によりけりであろうが、実際はそれほど危ない所ではない。エルサレムの町中を夜中に独りで歩きまわってもそれほど身に危険を感じることはなかった。よっぽどニューヨークで夜中独りで歩く方が怖い感じがすると思う。

自爆テロが実際に起こり得るという緊張状態は常に存在する。筆者がイスラエルにいたときも何度か爆発物のと疑わしき物があったということで、道路封鎖に見回れたり、一度は実際に近くで爆弾テロがあったりもした。またショッピングモールに入る際には一人一人荷物のチェックがあった。

そういうわけで小包を受け取る際にもまず荷物が来ているとの知らせを受けて、不審者からの小包ではないことを確認した上で配達してもらうことになる。小包は明らかに開封されて中身の確認された跡があった。

そしてもう一点その小包が海外からのものであったということで一悶着あった。何かというと関税である。高額なものや特殊なものあるいは商売目的であれば、おそらく日本でも海外からの荷物には関税がかかると思う。筆者が受け取った小包の中身は着古した自分の衣類であった。しかし受け取る際に3000円程度の税金を請求されてしまった。古着に税金をかけられてはたまらないので、古着だと主張して税関に送り返して調べてもらい、一週間ほどしてようやく税金を払わずに受け取ることができた。

とにかくイスラエルの関税の取り方はすごいようである。特にすごいと思ったのは車である。車の関税率は100%であるそうだ。即ち日本で100万円の車がイスラエルでは200万円ということになる。ちなみにイスラエルでは車の盗難被害が多いそうで、車には何らかの防犯機器を設置しなければならないそうである。車がそれだけ高価なものであればうなずけるだろう。

イスラエルの関税の取り方がすごいはおそらくイスラエルの治安維持にかかっている負担の大きいためであろう。やはりどう考えてもイスラエルに今必要なのは和平しかないと思う。イスラエルのガソリン価格は日本と同じか少し高いくらいである。原油の産出国がすぐ近くにあるにもかかわらず、原油産油国との対立関係ゆえに原油を別のところから輸入せざるをえないのである。中東和平が進み、周辺国とも良好な関係を築けるとイスラエルにまた別な未来が開けるのではないかと思う。争いの20世紀が終わり、21世紀には中東にも新しい未来の到来を期待したい。