「李登輝・元台湾総統インタビュー 日本への期待 安倍総理への期待」の記事の中で、「指導者がリーダーシップを発揮するために何が必要でしょうか。」という質問に対して、李登輝・元台湾総統が「信仰です。」と回答をされたと書いてあります。
宗教というと弱い人が何かに頼るためのものだという考え方があるかと思います。私も大学で信仰を持つまではそのように考えていました。
しかし人間の真の強さは肉体的強さよりも精神の強さです。スポーツの世界でも、卓越した身体的能力よりも最後は精神的強さがモノを言うように思われます。
上記記事中の李登輝・元台湾総統が以下のように語られたのを見て、信仰が強い指導者を生み出すということを実感しました。
「困難な事態に直面したとき、私は必ず聖書を手にした。まず神に祈り、それから聖書を適当に開いて、指差したところを読み、自分なりに解釈して神の教えを引き出そうとした。自分を超えた高みに神が存在していて助けてくれる。そのような信仰が、一国の運命を左右する孤独な戦いに臨む指導者を支えてくれる大きな力となる。」
米国では大統領の就任式に聖書に手を置いて就任宣誓を行い、宣誓の場合は最後に「So help me God.」と付け加えるのが慣例だそうです。
安部首相が自らの信念・信仰でリーダーシップを発揮し続けて下さることを期待したいと思います。
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